VWが3つ目のEVモデル、クーペスタイルのSUV“I.D. CROZZ”を発表【上海ショー2017】

  • 筆者: オートックワン 編集部

◆クーペスタイルSUV電気自動車、“I.D. CROZZ”発表

2017年4月19日、上海で開催された上海モーターショー2017において、VW(フォルクスワーゲン)は電気自動車のコンセプトモデル“I.D. CROZZ”(アイディー クロス)を発表した。

このモデルは、2016年パリで発表された“I.D.”と2017年デトロイトで発表された“I.D. BUZZ”に続く3つ目のモデルで、スポーティーなクーペスタイルのクロスオーバーSUVとなる。

大容量バッテリーとモーターを搭載しており、最大出力は300馬力、最高速度は180km/hに達する。満充電で500km走行可能で、150kWの急速充電を行えば、30分で80%の充電が可能。

ボディサイズは、最近発表されたティグアン オールスペース(ティグアンの3列シート車)よりもコンパクトでありながら、それと同等の室内空間を確保するようだ。バックドアとリアシートは電動で、リアシートを横にスライドすれば、自転車をそのまま積むことが可能なオープンスペースが生まれる。

インパネなどの操作系はデジタル化され、音楽や空調をステアリングに設置したスマートフォンで操作できる仕様。また、ステアリングのVWバッジを3秒間押し続けると“I.D. Pilotモード”が起動し、自動運転に切り替わるとのこと。さらに、ドライバーにとって重要な情報は、四角領域内にAR情報として表示され、視線移動が少なくて済む仕様らしい。

VWは、2025年までにEV車両の販売台数100万台を目指しており、I.D. CROZZは、VWのEV事業の基幹車種となるとのこと。

▼VW 前夜祭の様子

▼I.D. CROZZ コンセプトムービー

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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