メルセデス・ベンツ ドライビングエクスペリエンス2010 体験レポート

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン編集部
メルセデス・ベンツ ドライビングエクスペリエンス2010 体験レポート
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クルマの運転は、ブレーキが要

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先日、メルセデス・ベンツが一般ユーザーへ向けて、ドライビング講習を行うということで、早速取材してきた。

場所は神奈川県の大磯プリンスホテル大駐車場。2日間行われたこのイベントには、メルセデスオーナーをはじめ、メルセデスの購入を検討しているユーザーを含め、延べ72名が参加した。

ドライビングインストラクターには現役GTドライバーの松田晃司氏を迎え、主に高速度域からのブレーキングの重要性についての講習が行われた。

テスト車両には、C200CGIをはじめ、Aクラス、Bクラスが用意され、それぞれを交替で乗り換えながら行うという流れだ。レッスン内容は4項目。

まずはじめに時速70㎞/hからの緊急回避テスト、続いて障害を的確に避けるスラロームテスト。そして同じく時速70㎞/hでウェット路面に進入したところでブレーキングを行う旋回ブレーキテストに、最後はステアリング操作の感覚を養うハンドリングテストといった一回一周のプログラムだ。

これらは全てメルセデスが推奨する「アクティブセーフティ」の一環として行われたものだ。

まず、思いきりブレーキを踏み込める位置にシートポジションを合わせることから、このプログラムは始まる。「ブレーキを奥までしっかりと踏み込んだ時、膝が伸びきらずに曲がることがポイントです」と、松田インストラクターのアドバイスを下にスタート。ブレーキの踏力は、ペダルが折れるくらいまで全力で踏むことが大事だということだ。

スタート時は、アクセルペダルをベタ踏みでフル加速。速度メーターが時速70km/hに達した時点でアクセルペダルから一旦足を離して惰性で進む。そして80m地点のパイロンに達したとき、今度は全力で急ブレーキを行う。このときの衝撃はさすがメルセデスと思わせるドッシリとしたボディの剛性感を実感できるもの。

急ブレーキ後はそのまま左にハンドルを急旋回しながら障害パイロンを避けて停止する。

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そのまま今度はパイロンスラロームのコースへ。ここでは障害物を的確なハンドリングで避けることを目的としており、車体の荷重を見極めて手際よくパイロンを避けてハンドルを左右に切りながら進む。

スラロームを抜けると今度は再びパイロンで囲われた直線コースへ進入。

時速70㎞/hまでスピードを上げ、80m地点のウェット路面上で急ブレーキをかけながら左へ旋回させ停車させる。つまり、ここでは濡れた路面で急ブレーキを行うと車がどういう動きをするのかがわかる設定になっているのだ。

そして最後のワインディングを模したコースでは、俊敏なステアリング操作を養うプログラムに挑戦。

カーブ手前のブレーキングも、しっかりとしたシートポジションを把握していれば、力強い的確なブレーキが可能となり、安定した車体移動を保ちながらカーブへ進入できる。正直、恐怖とは無縁な感覚だった。

このイベントで体感できたのは、フル加速と急ブレーキの重要性だ。

的確なアクセルワークが出来る位置にシートポジションを合わせることで、クルマはしっかりと自分の思い通りに動いてくれる。そしてメルセデスという厳格なクルマ作りの醍醐味も同時に味わうことができたのは、まさに一石二鳥。

普段平坦な道だけでの試乗では体感できないプログラムに、改めてメルセデス・ベンツ日本の懐の深さを実感した次第だ。その証拠に、参加された方々からはこんな声も・・・。

・「日常では体験できない状況での運転が実際に体感できました。また、いろいろなタイプのメルセデスに試乗出来て、非常にためになりました」

・「参加料以上の結果が得られたので、とても満足しています」

・「次回は高速周回がやりたいです。サーキットなどでも実施して欲しいですね」

・「販売店は敷居が高くて若干入りづらいが、こうしてメルセデスに触ることができて嬉しかった」

メルセデス・ベンツ日本では、ユーザーの皆様からいただける評価次第で来年もドライビングエクスペリエンスを開催していきたいとしている。チャンスがある方は是非チャレンジしてみて欲しい。

メルセデスが評価されている本当の理由、あなたも体感してみてはいかがだろうか。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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