「ユーノスロードスター」に「MR-S」、「S2000」など、いま乗って自慢したい憧れのオープンカー4選(2/2)
- 筆者: MOTA編集部
ホンダ S2000(1999年-2009年)
本田技研工業創立50周年記念として1998年に発表され、翌1999年4月に発売されたS2000。
ホンダとしては、S800以来29年ぶりに復活した「FRレイアウト」の2シーターオープンスポーツということで話題を集めました。なにしろ、ホンダの長い歴史の中でFRレイアウトを採用しているは、初代SシリーズとこのS2000だけという、大変貴重な1台だからです。
50周年記念、また久々の「FRレイアウト」ということで、シャシーやドライブトレーンも気合の入った専用開発。採用された「ハイXボーンフレーム」は、オープンボディでありながらクローズドボディに匹敵する高い剛性を実現。
さらに、250馬力を8300rpmで発生する新開発2L直4DOHC VTECエンジン(F20C型)は、9000rpmまで回る官能的とも呼べるもので、高剛性を実現したボディと相まってその走りはホンダファンを驚喜させました。
ダイハツ コペン[L880K型](2002年-2012年)
1999年の第33回東京モーターショーでコンセプトモデルが参考出品され、2001年の第35回東京モーターショーでは市販を前提にしたモデルを発表。その後、クーペモデル冬の時代とも言える2002年に満を持して登場したのが、初代コペンです。
電動開閉式のアクティブトップを備え、エンジンは直列4気筒のツインカムターボ。「持つ悦び」と「操る楽しさ」をコンセプトに、軽自動車でありながら本格的なクーペの機能を備えました。
流麗でボリューム感のある面構成と前後対称のようなサイドビューが特徴で、丸味を帯びたかわいらしいキャラクター。スポーティユーザーだけでなく、女性や子離れした老夫婦までターゲットを幅広く想定したデザインで人気を博しました。
当時、ダイハツ ムーヴのトップグレードが150万円を超える時代に、初代コペンは150万円以下の価格を実現していたのは「驚き」のひと言ではないでしょうか。
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