“ビルシュタイン”や“レカロ”などを新たに追加！その仕上がりやいかに！？マツダ ロードスターRS 試乗レポート(3/3)

本来の持ち味を出してくれたら大いに魅力的なのだけれど・・・

以上、やや厳しい評価になったけれど、ロードスターRSは319万6800円と標準車より高価になっている3大要因であるビルシュタインとレカロ、BOSEというマツダ以外の部品がイマイチである。

逆にこの3つが本来の持ち味を出してくれたら大いに魅力的なクルマになると思う。RSの購入を考えているならぜひとも試乗し、味見してからどうぞ！

NR-Aがあるじゃないか！

ちなみに私が期待してるのは、未だ試乗車の無い『NR-A』である。

このクルマが使っているビルシュタインは車高調整付きの良品。「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」の時に乗って大いに満足しました。

大径ブレーキが付いて264万6千円と、RSより55万円も安い。NR-Aを買って輸入レカロのシートなど付けたら、魅力的なロードスターになると思います。

[レポート：国沢光宏／Photo：島村栄二]

マツダ ロードスターRS 主要諸元

駆動方式：2WD／全長×全幅×全高：3,915×1,735×1,235mm／ホイールベース：2,310mm／最低地上高：140mm／車両重量：1,020kg（i-ELOOP+i-stop装着車は1,040kg）／エンジン：SKYACTIV-G 1.5／トランスミッション：SKYACTIV-MT 6MT／最高出力：96kW（131PS）/7,000rpm／最大トルク：150N・m（15.3kgf・m）/4,800rpm／JC08モード燃費：17.2km/L（i-ELOOP+i-stop装着車は18.8km/L）

マツダ ロードスターRS 主要装備

RECARO社製シート／ビルシュタイン社製ダンパー／大型ディスクブレーキ／フロントサスタワーバー／インダクションサウンドエンハンサー