マツダ 新型 アクセラハイブリッド[SKYACTIV-HYBRID] 試乗レポート/渡辺陽一郎(3/4)

マツダ 新型 アクセラハイブリッド[SKYACTIV-HYBRID] 試乗レポート/渡辺陽一郎
マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック] 画像ギャラリーはこちら

実用域で扱いやすい動力性能

マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]試乗レポート 9マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]試乗レポート 10

まずは動力性能だが、当然ながらプリウスに近い。ノーマルエンジンでいえば2.2リッタークラス。実用回転域の駆動力に余裕があって扱いやすい。

それでもスポーティーな回転感覚を求めるなら、ハイブリッドモデルではない5ドアハッチバックの20Sが搭載する2リッターエンジンだろう。実用回転域の駆動力を十分に確保した上で、高回転域の吹き上がりも活発だ。

アクセラハイブリッドとノーマルタイプ「20S」の2リッターエンジンでは、性格も燃費も異なる。ハイブリッドは燃費を重視した市街地走行と高速道路の巡航、2リッターのノーマルエンジンは峠道などに適する。

緊急回避時に感じられる他モデルとの違い

マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]試乗レポート 12

走行安定性は、ほかのグレードに比べるとバランスがいまひとつ良くない。操舵に対する反応の仕方は比較的機敏で車両の向きを変えやすいが、コーナリングの最中に危険を感じて不用意にアクセルを戻したりすると、後輪の接地性が削がれやすい。横滑り防止装置の作動に遅れは見られず安心できるが、20Sを80kgほど上まわるボディの重さは意識させる。トランクスペースが後方に張り出したセダンだから、5ドアハッチバックに比べて慣性の影響も受けやすい。

燃費性能や操縦性と乗り心地の関係性

マツダ 新型 アクセラハイブリッド「HYBRID-S L Package」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]

タイヤも大きく関係している。5ドアハッチバックの20Sは18インチ(215/45R18)で、試乗車が装着していたブランドはトーヨー プロクセスT1スポーツだった。指定空気圧は前輪が240kPa、後輪が220kPaになる。

対するセダンのアクセラハイブリッドは16インチ(205/60R16)で、ブランドはブリヂストン エコピアEP150。指定空気圧は前後輪ともに250kPaと高めだ。転がり抵抗の軽減を重視している。そしてハイブリッドのタイヤは指定空気圧を含めて1.5リッターエンジンの15Cや15Sと同じ。車両重量は120kg重いので、ハイブリッドは路面をつかむ力が不足気味になった。

乗り心地は20Sが硬めながら重厚感が伴うのに対し、アクセラハイブリッドは少々粗い。こういった無理が伴う代わりに、優れた燃費性能を達成している。

[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

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