脚本家嶋田うれ葉さんと自動車評論家飯田裕子さんが行く金沢・加賀への女性ふたり旅|レクサス LC コンバーチブル【PR】(4/4)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:小林 岳夫
宮内庁にも器を収める九谷焼作家の工房へ
加賀に移動した私たちは嶋田さんが特別に手配してくれた二つの工房を訪ねることができた。
まず、宮内庁にも器を収めているという九谷焼作家山本長左(やまもと ちょうざ)氏の『妙泉工房』。九谷焼の作家は伝統を汲む伝統工芸氏でありながらそれぞれに異なる個性を持ち、作品に明確な存在感が表れているところが九谷の作家モノの面白さだと山本さんは教えてくれた。
山本氏はこれまでの40年間ほど、アンティークの質感を現代にリメイクした作品を製作してきた。今では珍しい“型打ち”という技法を用い、呉須という落ち着きのある藍色の絵柄が特徴だ。
工房では小皿の絵付けと完成品を拝見できた。縁にまで均一な細工が施された小皿は手に取るのも躊躇し、手に取ってからは想像以上の薄さと軽さに「かなり気を遣いそうですね」と私。すると九谷焼には指が上手く引っかかる工夫がされていると教えてくださった。隅々まで芸術性を感じさせる皿に、作り手の使い手への配慮がうかがえた瞬間、より一層愛おしいものに思えたのだ。
伝統的手法に現代のエッセンスを加えて拓く新しい漆器
違いがわかるほど好みのモノに対する価値が高まる。加賀では山中漆器の工房『大尾嘉(おおか)漆器』を訪ねた。漆器といっても、現在はプラスチックの器に漆を塗った近代漆器が主流。山中はライフスタイルの変化にいち早く対応したおかげで、電子レンジや食洗機に対応する近代漆器の国内の一大産地で、伝統的な木製漆器は全体の3割という。
「近代漆器も手がけているからこそ伝統と近代とを融合させ"今“在るべき新たな製品を送り出すことができるのも山中の強み」と大尾嘉さん。
そんな彼の作品は9割が木製漆器。木製漆器の強みは熱伝導率が低く、保温性と保冷性に優れるところ。技を極めた職人による轆轤引きで、伝統的な和食器からモダンなものまでを創出している。
例えばワイングラスのような酒器は持ち手が驚くほど細く、なんと一塊の木から轆轤引きで削り出されている。手に取った瞬間の木製ならではの温もりと軽さ、そして繊細さにしばらく鳥肌が止まらなかった。木製/近代ともに山中漆器としてはホンモノ。しかしここまで話を聞いてしまうと、クラフトマンシップと本質を極めた木製漆器の魅力に引き込まれないはずがない。
レクサス LC コンバーチブルで味わったエモーショナルな旅
嶋田さんと二人で行った北陸は、最高の組み合わせだった。
現代の技術を余すことなく採り入れたLC コンバーチブルは、オープンカーならではのデザイン性やドライブを楽しむための様々な快適/機能性を備える。安全面でも運転支援技術をはじめ自然に扱えるインターフェースも人間に寄り添っている印象で優しい。見た目のインパクトだけでなく、感触や可視化できないところまで造り込まれていることをエモーショナルな体験とともに知ることができた。
仕事柄、安全リスクも考慮して普段は運転をしていないという嶋田さん。しかし、今回は何度も運転してみたいと言ってくれた。3歳の女の子のママでもある彼女、「将来、娘も運転はしなくてもいいと思っていたけれど、やっぱりどこへでもクルマを運転して行ってほしい」とも言っていた。その頃にはもっとドライブスタイルも変わり、レクサスのEI(エモーショナル・インテリジェンス)がより際立つクルマづくりがされていることを期待したい。
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