車の買い替えで後悔しないためには? 事例から学ぶ、後悔しない買い替えのコツ

  • 筆者: MOTA編集部
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車の買い替えは、誰にとっても大きな決断です。しかし、選び方を間違えてしまうと買い替え後の後悔につながってしまいます。そこで、車の買い替えで後悔しないために、検討すべき視点や対処法も含めて詳しくご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 車の買い替えで後悔した事例|2つの視点が重要
  2. 後悔しない買い替えのタイミングとは?
  3. 買い替えで後悔しないための車選びのコツや注意点
  4. 買い替え後に後悔した場合の対処法
  5. まとめ

車の買い替えで後悔した事例|2つの視点が重要

車の買い替えでは、いま乗っている車を手放すことと、新しい車を買うことの2つの視点で後悔が発生する可能性があります。

どちらか一方の視点のみで検討すると、買い替え後に後悔しやすくなります。

そのため、まずは「いま乗っている車を売って後悔した事例」と「買い替えた車に後悔した事例」それぞれを紹介しましょう。

いま乗っている車を売って後悔した事例

車を買い替えるときは、いま乗っている車の問題点と、売却する時期をよく考えてください。

「なんとなく古くなったから」「飽きたから」という理由で買い替えると、後悔する人もいます。

例えば、修理したほうが安いくらいの些細な故障をきっかけに勢いで車を買い替えると、いまよりも不便な車になってしまうかもしれません。

また、売却する時期や方法も重要です。車を買い替えるときは、多くの場合、いま乗っている車を売って、そのお金を購入資金の一部にします。

しかし、新しい車ばかりに気をとられて、売却する時期や方法が適切でないと「思ったよりお金にならなかった」ということになりかねません。

買い替えた車に後悔した事例

車を買い替える際は、目的を明確にすることが後悔しないポイントです。

新しい車は、見た目も良く、装備も充実しているので、ついつい魅力的に感じてしまいます。しかし、目的がはっきりしていないまま買い替えると、後悔するケースも少なくありません。

「いまよりも燃費が悪くガソリン代がつらい」「保険代が高くなるとは思わなかった」「荷物があまり積めないのでアウトドアを家族で楽しめなくなった」といった事例は数多く耳にします。

目的と予算をしっかりと考えて、後悔しない車選びをしましょう。

後悔しない買い替えのタイミングとは?

車の買い替えをする際に重要なポイントの1つは、いま乗っている車を買い替えるタイミングです。

売却金額は次に購入する車の予算にも影響するため、できるだけ最適なタイミングで手放すことをおすすめします。

ここからは、車を手放すのに最適なタイミングを、理由とともに順にみていきましょう。

車検を受ける直前

車を買い替えるときは、まず車検時期を確認しましょう。車検を受ける直前は、売却するのに最適なタイミングです。

車検には、法定費用と整備費用などがかかります。車検の残存期間が長ければ、買取価格に多少影響しますが、かかった費用のすべてが戻ってくるわけではありません。

そのため、車検直後に売却すると、かかった費用の一部が無駄になってしまいます。どうしても車検を受ける必要がある場合は、過度な整備を避けましょう。

新車登録から4年目か4万kmの到達時

中古車の査定価格は、車種や売却時の需給状況にも影響を受けますが、一般的に5年もしくは5万km走行で大きく下落します。

5年経過は2回目の車検タイミング、5万kmは一般的に過走行といわれる10万kmのちょうど半分です。そのため、車の状態が良好なうちに売却すると、高値買取が期待できます。

また、5年は新車購入後の最初の節目ともいえる時期なので、新車登録から4年目か4万kmの到達したあたりから買い替えを検討するのが最適なタイミングでしょう。

売却をするなら走行距離9万kmまで

車を売却して、ある程度まとまった金額を期待するのであれば、走行距離9万kmあたりを最後の目安に手放すことをおすすめします。

走行距離10万kmは、車にとって大きな節目です。多くのメーカーが保証上限を10万kmと設定しており、タイミングベルトなど重要部品の交換時期にもあたります。

中古車市場では、走行距離10万kmを超えると「過走行車」と呼ばれ、価格が一気に下落します。売却を検討する場合は、10万kmを超えないタイミングがおすすめです。

維持費があがる13年を超える前

車を手放すタイミングとして、最後に検討したいのが新車登録から13年目です。13年を超えると、毎年かかる「自動車税種別割」と車検ごとに必要な「自動車重量税」がそれぞれ高くなります。

また、車としての劣化が目立つようになるのも、10年を超えたこの時期です。不具合のある部品の交換や整備などに費用がかかってくるようになるので、買い替えを強くおすすめします。

買い替えで後悔しないための車選びのコツや注意点

車を買い替えて後悔するケースのほとんどは、原因が限られています。後悔をしないためには、車を購入する際、いくつかのポイントに気をつけることが重要です。

車選びのコツを、後悔しないという観点で詳しくご紹介します。

衝動買いをしない

車の買い替えで後悔する理由として、よく挙げられるのが衝動買いです。

ディーラーや中古車店でピカピカに磨き上げられた車を見ると、魅力的に感じ、つい欲しくなってしまうもの。しかし、車は頻繁に買い替えるものではないので、慎重に検討することが大切です。

衝動買いを防ぐためには、その場で購入を決めないことが重要です。値引きやオプションなどの提案があったとしても、一度持ち帰って検討しましょう。

車種やグレード、色、予算など、細かい点まで希望が決まっている場合は、例外としてその場で購入してもよいでしょう。しかし、買い替えの必要性も含めて、しっかりと検討してから契約するようにしましょう。

車の主な使用目的を明確にしておく

購入後に後悔しないためには、利用シーンを具体的にイメージして、事前にシミュレーションすることが大切です。使用目的によって、車種や大きさ、性能など、車に求める条件が変わってきます。そのため、買い替え前に、車の主な使用目的を明確にしておきましょう。

例えば、通勤に使うのに燃費の悪い大型車を購入すると、日常的なガソリン代が家計に響きます。一方で、週末に家族でアウトドアを楽しみたいのに、荷物の積めないコンパクトカーを選ぶと、不便に感じるでしょう。

普段運転する人や同乗者と相談

家族がいる場合は、買い替え前に家族とよく相談することで、後悔を避けられます。

特に配偶者など自分以外の人が運転する場合は、意見を聞いておくのが大切です。自宅周辺や普段通る道路の道幅なども考慮して、運転のしやすさなどを話し合いましょう。

また、子どもなど後席に乗る人の居住性も考えておく必要があります。後席が狭いと、家族でドライブをした際に不満が出る可能性があります。

購入時点で使用期間や手放すことまで考慮

買い替えた車の使用期間を、購入前に考えておきましょう。数年で乗り換える場合は、再び売却する際の価格(リセールバリュー)も考慮して車を選ぶ必要があります。

一方で、乗り潰すつもりなら、売却価格は気にする必要はありません。

重要なのは、購入した車の使用期間と手放す際の想定を事前にしっかりとしておくことです。

買い替え後に後悔した場合の対処法

故障や家族のライフスタイルの変化など、急な買い替えで後悔してしまうこともあるでしょう。しかし、後悔しても場合によっては対処することができます。

ここでは、買い替え後に後悔した場合の対処法をご紹介します。

何が不満なのかを明確にする

車の買い替えで後悔したときは、まずは不満の原因を探しましょう。

車はオーダーメイドではないので、すべてが自分の希望通りにはなりません。しかし、不満の程度が低ければ、長く乗っていると次第に愛着がわくでしょう。

オプションやカスタマイズの追加で理想に近づける

後悔の原因によっては、オプションやカスタマイズで解決できることもあります。

例えば、予算の関係で購入時につけなかったオプションでも、後から追加できるものもあります。

また、販売台数の多い車を中心に、さまざまなメーカーから多くのカスタマイズパーツが販売されています。ホイールやエアロパーツといった見た目を良くするものから、エンジンパワーを上げる機能性パーツまで、社外品パーツの種類は豊富です。

自分好みにカスタマイズすることで、より理想の車に近づけることができます。カスタマイズに詳しくない場合は、一度ディーラーなどで相談してみるのもよいでしょう。

大きい車で後悔した場合は、2台目の購入など別の方法を模索する

2台目を購入するなど、買い替えた車以外でも不満を解決する方法はあります。

例えば、週末のドライブ用に大きなSUVを購入したものの、日常生活では取り回しが不便だったことに後から気が付くこともあります。そのような場合には、2台目として軽自動車やコンパクトカーを用意することで両立できます。

ほかにも、燃費が悪くて通勤時のカソリン代がかさむのであれば、通勤用の軽自動車はハイブリッドカーを購入する、公共交通機関での通勤に切り替えるなど、買い替えた車以外での解決方法を模索すると妙案が見つかるかもしれません。

再度の買い替えを検討する

どうしても不満が解消できない場合は、再度の買い替えも検討しましょう。ただし、想定外の買い替えは最終手段です。一度後悔した以上、売却タイミングなども含めて、慎重に検討することをおすすめします。

また、万が一後悔した場合に備えて、買い替えの際にリセールバリューの高い車を選ぶことも、リスクヘッジの1つです。

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まとめ

車を買い替えるときは、いま乗っている車と購入予定の車の両面から検討することで後悔しない車選びができます。

特に重要なのは、車の買い替え目的です。いま乗っている車の何が不満なのか、買い替える車に何を求めるのかを、具体的な利用イメージとともに考えましょう。

一方で、完全に希望通りの車というのはなかなか見つかりません。何を優先すべきなのかを、家族も含めて事前に十分検討するのが後悔しないためのポイントです。

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