自動車購入時にかかる費用のすべて(新車編)

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車両本体価格だけでの予算決めは注意しましょう

新車を購入する際に車両本体価格とオプションだけでは購入することはできません。自動車を購入するためにはクルマ本体の価格に加えて税金と自賠責保険料、リサイクル費用、そして登録諸費用といった諸費用が必要となるのです。実際にクルマを乗り出すためには車両本体価格プラスこの諸費用が必要になります。

車両本体価格というのは、ずばりクルマ自体の価格のことです。オプションというのはカーナビゲーションをはじめとしたユーザーの趣向によって装着できる装備のことです。クルマには4つの税金がかかります。まず、消費税、そして取得した金額に応じて納める自動車取得税、排気量に応じて金額が決まる自動車税(軽自動車税)、車検の際に支払う自動車重量税です。

現在、消費税を除く税金(自動車取得税、自動車重量税、自動車税)は減税措置が行われているので、対象車を購入すると節約できます。税金に加えて自賠責保険にも加入しなければなりませんし、リサイクル料金も支払わなければなりません。登録諸費用というのは販売店がクルマを登録する際の人件費や登録時の印紙代などです。車両本体価格だけで、予算を決めてしまうと見積書をもらって予算オーバーなんてことになりかねませんので注意しましょう。

しかし新車で購入したクルマは数年後、売却することができます。その売却額が大きいほど、「割安に新車に乗れた」ということにもなります。もしアナタが少しでも安く新車に乗りたいと思うのならば、人気の高い新車に乗り、人気の高い装備、ボディカラーを選びましょう。そうすれば、新車を存分に楽しみながら手放す時もより多くのお金が返ってくるかもしれませんよ。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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