韓国のヒュンダイ(ヒョンデ)が日本再上陸間近! 水素自動車を中心に勝負する見込みだが、本当にそれで日本車の牙城は崩せるのか!?

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韓国のヒュンダイ(ヒョンデ)が日本に再上陸する可能性が高まってきた。デザイン面の大幅進化、そしてEVをはじめとする環境対応車などを数多くリリースするなど、日本撤退後に大きく飛躍しているのも事実である。そこで今回はヒュンダイ(ヒョンデ)が日本再上陸した際に、どのような車種で勝負を仕掛けるのか? を徹底予想する。
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  1. 販売台数世界第5位のヒュンダイ(ヒョンデ)! 高級ブランド「ジャネシス」などトヨタ並のラインアップの多さが魅力
  2. かつては低価格路線で日本市場に殴り込みも日本車の牙城を崩せずに撤退
  3. 再上陸は秒読み!? 日本向けのモデルはもう完成していた
  4. EVなど環境対応車で勝負をかけるも、ライバル多数で厳しい戦いか!?
  5. 日本で勝つならルノー方式がベスト!? スポーツモデルとド派手車の投入を切望

販売台数世界第5位のヒュンダイ(ヒョンデ)! 高級ブランド「ジャネシス」などトヨタ並のラインアップの多さが魅力

ヒュンダイ(ヒョンデ)は傘下となる韓国の起亜も含めると、2019年には世界5位となる約719万台を販売する一大自動車メーカーである。

パワートレーンはガソリンターボ、ディーゼル、ハイブリッド、電気自動車、燃料電池車まで何でも揃っている。プレミアムブランドのジェネシスまであるという、トヨタのような大きなメーカーである。

かつては低価格路線で日本市場に殴り込みも日本車の牙城を崩せずに撤退

日本での第一期は2001年からで、モデルはコンパクトカーのTB、日本車ならカローラ級のエラントラ。そしてカムリ級のソナタ、ミニバンのトラジェ、SUVのサンタフェなど多数導入された。

どれも悪いクルマではなく、価格も日本車より安かったのだが、ヒュンダイは昔から日本車に近いキャラクターを持つだけに、ディーラー網などを考えると日本車の牙城は崩せず、低空飛行が続いた。

ヒュンダイはリーマンショックによる不景気の影響もあり、輸入車がほとんど出展しなかった2009年の東京モーターショーでは、出展する予定をドタキャンし、翌2010年に日本市場から撤退したのだった。

再上陸は秒読み!? 日本向けのモデルはもう完成していた

ヒュンダイの日本再上陸は正式には発表されていない状況である。

しかし、昨年公式ツイッターとWebサイトが開設され、SUVの燃料電池車となるネッソはイベントが開かれるなど積極的に展示された。

さらに展示されたネッソは右ハンドルなだけでなくウインカーレバーも右、イベントでは立派な日本語カタログが配られ、カタログには型式や保証期間も記載されていた。トドメに電気自動車の補助金などを管轄する次世代自動車振興センターのWebを見ると、210万5000円という補助金の対象となることも載っているなど、日本再上陸の準備は万端としか思えない。

>>韓国・現代自動車の日本再上陸がほぼ確定!? しかも驚異的な実力の水素自動車で

EVなど環境対応車で勝負をかけるも、ライバル多数で厳しい戦いか!?

ヒュンダイの日本再上陸する際のラインナップは先に挙げた水素自動車のネッソと、年内に登場する日産アリアのようなSUVの電気自動車となるアイオニック5が有力視されている。

ヒュンダイは間も無く再上陸を果たすオペルと異なり、ディーラー網の構築が一からとなるのに加え、販売されるのが燃料電池車と電気自動車となると、手厚いアフターサービスも必要になるだろう。

また、ヒュンダイはかつての反省もあり、ラインナップに日本に少ない燃料電池車と電気自動車を選んだのだと予想するが、ここ数年で大きな数が売れるかというと難しいだろう。さらに日本車には燃料電池車はジャンルこそ違うにせよトヨタ ミライがあり、電気自動車のSUVもアリアやトヨタとスバルの共同開発によるトヨタ bZ4Xとそのスバル版が登場するだけに、希少性にも疑問を感じる。

日本で勝つならルノー方式がベスト!? スポーツモデルとド派手車の投入を切望

といったことを考えると、ヒュンダイが日本車にはない、少ないもので勝負をするというなら、近年日本で成功しているルノーを参考にしてはどうだろうか。

具体的なヒュンダイ車のモデル名を挙げると、左側1ドア、右側2ドアという日本車ならカローラスポーツ級のハッチバックボディを持つスポーツモデル「ヴェロスターN」。こちらはFFの2リッターターボでMTもあり、韓国での価格は3019万ウォン(約282万円)からという手の届きやすいモデルだ。

FFの乗用車ベースのピックアップトラックという珍しさも持ち、来年から北米での販売が始まるサンタクルーズといった華のあるモデルも投入して欲しいところだ。

いずれにしても、ヒュンダイが日本に再上陸するなら、今度は撤退することないよう長期的かつ勝機ある計画で頑張ってほしいところだ。

【筆者:永田 恵一】

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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