スゴいぞ「Modulo X」!ホンダ純正コンプリートカーの実力とコダワリを体感試乗会で実感(2/2)

  • 筆者: 遠藤 イヅル
  • カメラマン:松田 タクヤ(オートックワン)
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「ドリキン」と現役ドライバーのドライビングにも耐える性能

さらにこの日、参加者はプロドライバー4人が運転するS660モデューロXの助手席に乗ることもできました。なんと嬉しいことに、筆者もその機会を頂くことに!

大津選手が担当する3号車に乗り込み、いざスタートです。すると「え、この速度のまま曲がれるの!?」というスピードでコーナー突っ込んでいきます!

そしてそのままの勢いでスラロームをこなし、片幅がわずか20cmしか空きのないコーナーも、フロントが逃げずテールが滑り出さずという限界ギリギリで攻めていきます。

660cc・64psの軽自動車とは思えない!しかも3号車はオートマチック仕様です。大津選手は「このクルマはもはや本格的なスポーツカーです」と語っていた通り、助手席にいてもそのコーナリング性能の高さを感じることができました。

接地感を高めた足回りと、何種類も試して最適な仕様を決定したというアルミホイールをはじめ、路面に吸い付くような走りとリアのグリップ力も与えるエアロパーツを持つS660モデューロX。モデューロが目指す「質の高い走り」は確かに高い次元で実現されていました。

>>土屋圭市氏も参加!体感試乗会の画像をギャラリーでたっぷり見る

ミニバンでも真価を発揮するModulo Xが目指したコンセプト

体感試乗会の「ミニバンコース」は、ステップワゴン スパーダの標準車とモデューロX、フリードの標準車とモデューロXを一般道で、S660、ヴェゼルハイブリッド、ジェイドの“モデューロ仕様”をツインリンクもてぎ内の外周路で試乗するプログラムでした。

こちらも標準車とモデューロXを乗り比べ、しかもより日常での使用シーンに近い一般道での試乗を行うことでモデューロXの持つ高い走りの質を体験出来るようになっていました。

また、スポーツカーコースの参加者もツインリンクもてぎ内外周路をステップワゴンとフリードハイブリッドのモデューロXを運転することも可能でした。

メーカーが開発したコンプリートカーであるモデューロXは、走りと快適性を両立すべく徹底的に走りこんでセッティングされた足回り、主張をしつつも派手さがなく大人のドライバーにも似合うエクステリア、そしてその走りと外観に合わせ高い質感と上質さが与えられたインテリアをオプションではなく完成した状態で手に入れることができます。

毎日乗るミニバンだからこそ、走って楽しいModulo Xを選ぶ価値がある!

ミニバンは日常で毎日使うクルマ。買い物だけでなく週末のドライブ、大人数での移動、帰省の長距離ドライブなどあらゆるシチュエーションをこなします。だからこそ、普段使いで「運転しやすい」「疲れない」「楽しい」ことがむしろ重要なのではないかと思います。

その領域を突き詰めているモデューロXのコンセプトは、まさにミニバンでも真価を発揮するのですね。そう、走りの質がいいクルマって、疲れないのです。

モデューロ・モデューロXの開発を統括する、株式会社ホンダアクセスの福田正剛氏は、モデューロXを「質のいいクルマを求めるお客様に乗っていただきたいです。

見た目だけでなく、感性、五感に訴えかける上質なクルマを求めていけば、お客様が求めているクルマにマッチしていくのではないか、と考えています」と語りました。

感覚的な評価は絶対的なものではないので伝えることが難しいですが、福田氏は「とにかく乗っていただきたいと思います。今一度クルマの良さという原点を見ていただき、ファンを増やしていければと。その中でお客様の要望に応えたクルマを作っていきたいです」と今後の展望も教えてくれました。

試乗会後のトークショーやサイン会は大盛り上がり!

午前の試乗が終わり、ランチタイムを使ってゲストドライバーの土屋氏、中野信治選手、道上龍選手、大津弘樹選手4名のトークショーが行われました。

トークショーでは、モデューロXの開発に関わったスタッフを全員テストカーに乗せるという福田氏の方針により、通常現場に出てこないデザイナーも鷹栖に連れて行くというエピソードや、輸出先の道路環境まで想定した悪路での全開テスト、5日から1週間ほど朝から晩まで詰め詰めで行われる鷹栖でのテスト内容など、開発アドバイザーの土屋氏による開発秘話や裏話を聞くことができました。

その後記念品の抽選会、サイン会、記念撮影を行って午前の部は終了です。午後も同様にスポーツカーコースとミニバンコースに分かれての体感試乗会が行われました。

モデューロXを選べば、毎日が楽しい日々に変わる!

外周路のミニバンコースにて、標準車とモデューロXのステップワゴンを乗り比べた方参加者の方にお話を伺いました。

「私は普段ステップワゴンよりも背の低い車を乗っていますが、モデューロXのステップワゴンではカーブでのロール感やハンドリングの良さなどが、自分が乗っている車よりもずっと優れているように感じました。

子供が酔いやすいので、今までは敢えて背の低い車を選んできましたが、モデューロXの車であればそのような事にはならないと感じました。

走る楽しさも標準車とは比べ物になりませんし、何よりも見た目がカッコイイ! モデューロXを選べば、家族はもちろん自分も楽しい日々に変わるのではないかと思いました。」

試乗を終えて印象的だったのは、参加者みなさんの明るい笑顔。とっても楽しそうでした。モデューロXはディーラーでの試乗もなかなか難しいだけに、このような貴重な機会を作ってくれたホンダとホンダアクセスの皆さんの取り組みはとても素晴らしいと感じました。今後のモデューロシリーズの展開にも大いに期待したいと思います!

[Text:遠藤イヅル/Photo:松田 タクヤ(オートックワン)]

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

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