ハイパフォーマンス4WD車 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
今回は2007年にフルモデルチェンジした、ランサーエボリューション(以下ランエボ)と、インプレッサWRX STIという宿命のライバルに、VWゴルフのエボリューションモデルであるR32を加えて比較紹介・試乗を展開したいと思う。
ランエボは、これまで大きく分けて3世代、計13モデルに渡って進化し続けてきた。 4世代目に突入した最新のエボXは、ギャランフォルティスゆずりのプラットフォームをベースに、高性能エンジンを搭載し、それを確実に路面に伝え、意のままに曲がるため、駆動力と制動力を制御するというコンセプトを、最先端の形で表現したモデルである。
インプレッサはご存知のとおりハッチバックタイプのボディとなり、2007年6月に標準モデルが登場。10月にSTIが追加された。従来と異なり、パワートレイン系だけでなく、ボディやサスペンションもSTI専用に開発されている。
そして今回、ハイパフォーマンス4WDの欧州代表として、VWゴルフR32を持ち込んだ。R32はゴルフ4の末期にも設定され、日本にも限定900台を導入、あっという間に完売となったほどの人気が出た。
現行ゴルフ5においては、カタログモデルとしてラインアップされた。なお、5ドアの右ハンドル&DSG仕様のほか、3ドアの左ハンドル&6速MT仕様もオーダー可能である。ランエボやインプSTIに比べると大人しい内容ではあるが、日本でも大人気を博す欧州のハイパフォーマンス4WD車に、参考となるべき点もあるかと思われる。また、ランエボにもSSTが採用されたことで、改めてゴルフのDSGがどのようなものなのか興味深い。
3台のハイパフォーマンスモデルの特徴を紹介し、それらが生む走りのテイストを別の機会に行なったサーキット試乗のインプレッションも交えつつ、レポートしたいと思う。
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