独プレミアムブランドDセグセダンエントリーグレード 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
アウディA4のモデルチェンジを機に、日本でも人気の高いドイツのプレミアムブランド3社のDセグメントのセダンについて、それぞれのエントリーグレードを持ち込んだ。かつて、各社のセダンは、概ね上・中・下のシンプルな車種構成プラスアルファだったのだが、いつしか3ブランドとも非常に多くの車種を展開するようになった。
そんな中で、これらDセグメントのセダンの、しかもエントリーグレードは、やはり販売的に中核をなす。「なんでもあり」のフラッグシップとは違う意味で、各社の考え方が反映されており、興味深いところである。
アウディA4は、2008年3月にフルモデルチェンジ。アウディの主力車種であり、「80」から数えて8代目となる。Dセグながらボディサイズは全長までもが5ナンバー枠を超え、全幅も1825mmに達した。外観では、シングルフレームグリルやLEDを駆使したポジションランプなどが特徴。インテリアでは、カーナビを統合したMMI(マルチメディアインターフェース)を採用する。現時点では「1.8TFSI」「3.2FSIクワトロ」という2グレード体系となっている。
現行BMW3シリーズは、2005年5月発売。同カテゴリーでいち早く大型化しており、ベストセラーとなっている。エンジンラインアップは、2L直4、異なるチューニングを施した2.5L直6、3L直6ツインターボと幅広い。基本的には6速ATが組み合わされるが、セダンの320iではオプションで6速MTも選択可能となっている。また最近、320iの装備の充実が図られたばかりだ。
2007年6月に発売された現行Cクラスは、メルセデスのエントリーセダン、190シリーズから4代目となる。現行モデルでは、アバンギャルド系とエレガンス系に明確な差別化がされた。AMG以外では、1.8L直4スーパーチャージャー仕様のエンジンを積む「C200」と、それぞれ2.5Lと3LのV6エンジンを搭載する「C250」「C300」(アバンギャルドのみ)がラインアップする。
ドイツが誇るプレミアムブランド・Dセグセダン・エントリーグレードモデルの、それぞれの特徴を探る。
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