エコの時代を生きるクルマ好きの父親なら、先進の環境技術を備えたLサイズモデルで決めたい(1/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:柳田由人
エコロジーと趣味性が大切なクルマ好きのニーズを両立させたのが環境性能の優れたSUVとミニバンだ
大人のクルマ好きにとって、愛車選びが難しい時代になった。長年に亘り頑張って働いてきたのだから、「自分への褒美」の意味も含めて好きなクルマに乗って良いと思うが、今はエコが重視される。
多量の化石燃料を消費して、二酸化炭素を排出するクルマには乗りにくい。若い頃に憧れたLサイズモデルに乗れる身分になったら、それを拒む時代になっていた。特に子供を持つ父親は、愛車選びでも分別のある規範を示したい。毎日仕事に追われ、子供と話をする時間が限られていれば、尚更だろう。「親父もなかなかヤルじゃないか」と思えるようなクルマを買いたい。
そこで注目されるのが、ダウンサイジングターボやハイブリッドを搭載したSUV、ミニバンではないだろうか。自分の好みに妥協をしない趣味性の強いクルマでありながら、環境にもしっかりと配慮している。見方を変えれば、父親の生き様を反映した愛車選びだ。
職場では周囲に気を配り、連係を図りながら、自分の意見を明確に主張する。それに基づいて仕事が円滑に進む。環境性能と趣味性を兼ね備えたクルマ選びも、父親の生き方に似ている。そして子供の観察力は想像以上に鋭い。愛車選びも子供に向けた大切なメッセージになる。
このようなクルマ選びの対象になる車種は何か。筆頭はフォード・エクスプローラーのXLTエコブースト。ダイナミックなSUVだが、直噴式の2リッターガソリンエンジンにターボを装着する。燃料消費量を抑えた上で、動力性能は4リッター並みだ。
同じくSUVではレクサスRX450h。V6の3.5リッターをベースにしたハイブリッドで、環境性能は優秀。
そしてアルファードハイブリッド。家族も喜ぶLサイズミニバンだが、2.4リッターエンジンをベースにしたハイブリッドによって環境性能は優秀だ。
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