クーペ最新人気ランキングTOP5|人気のクーペを紹介【2019年最新版】
- 筆者: オートックワン 編集部
クーペってどんな車?
クーペとは
クーペの語源は、フランス語の“coupe”(クペ)が由来だと言われています。coupeは「切られた」「切る」といった意味があります。また後ろ部分を切り落とした2人乗りの馬車を指す意味でも使われており、そこからクルマのボディタイプの1つである「クーペ」というジャンル名が生まれたと言われています。
クーペは主に2ドア(2人乗り)のクルマのことです。車高が低く、スタイリッシュなデザインであることが特徴です。また現在では、後部座席を追加した4ドア(4人乗り)が増えてきています。
ただし、3ドアのものでもクーペと名乗る場合もあり、スポーツ性や動力性能の高さを最優先したようなモデルの場合はスポーツクーペといわれる場合もあります。なおクーペには厳密な定義が無いのも一つの特徴です。
当記事では、“クーペ”について紹介します。
クーペ 主な3つの種類
クーペというボディタイプのクルマは、主に3つの種類に細分化されています。それぞれの種類を下記で紹介します。
ノッチバッククーペ
ボンネット、車室、トランクの3BOXで構成されたタイプのクーペ。見た目はセダンと似ていますが、2ドアとなっています。
“ノッチ”は「段差」「折れ」を意味しており、水平のルーフパネルと傾斜のあるリアウィンドウが特徴となっています。他のスタイルのクーペと比べて、ザ・スポーツカーというよりは落ち着いた大人な雰囲気のモデルです。
※例:日産 GT-R
ファストパッククーペ
リアの一部が流線形のフォルムをしており、スポーツカータイプのクーペ。“ファストバック”はクルマのルーフからリアにかけてシャープな傾斜を持つボディデザインを意味します。
※例:日産 フェアレディZ
カムテール
リアをスパッと切り落としたような形をしているクーペ。
※例:ホンダ CR-Z
セダンとクーペの違いは?
セダン
2列シートで4人以上が同時に乗車することが可能になっており、どの席でも乗り降りしやすい4ドアの乗用車。エンジン、車室、トランクが全て別れていること(3BOX)による、快適性と使い勝手の良さからタクシーや公用車などに採用されていることが多いクルマです。
クーペ
1列シート2ドアスタイルが主流となっており、セダンと同じ3BOXの構成となっています。ただセダンと違うのは、居住性よりも運転性能やデザインを重視しているため車室の広さや荷物の積載量が低くなっていることです。現在は4ドアタイプのクーペも増えてきていますが、後部座席のシートが狭いので後部座席に乗り込む際は前列のシートを倒さないといけません。
クーペのメリット
■車高が低いため、走行安定性が高い
■スタイリッシュなデザインがされているため、カッコいい
■パワーがあるので運転が楽しい
クーペのデメリット
■車載スペースが狭い
■2人乗りが多い(4人乗りもあるが狭い)
■燃費が悪い
■排気量が多いため維持費が高い(税金)
クーペ おすすめランキング
クーペの概要が分かったところで、ここからはクーペに該当する車種のおすすめランキングを紹介します。
クーペは、比較的「安い!」と思えるほどのモデルは少ないため、積載スペースの微妙な違いや2ドア/4ドアのどちらかでも使い勝手の良さが違ってくるので購入の検討に入れる際は、より慎重に選ぶことが重要です。
※ランキングは2019年3月頭時点のオートックワンの車種別カタログページのアクセス数を元に算出しています。
1位:トヨタ「86」
「86」とは
トヨタ 86は「自分で育てて楽しむクルマ」とコンセプトに、スバルと共同開発されたライトウェイトスポーツカーです。その兄弟車両として存在しているのがスバル「BRZ」です。また86は、トヨタが1980年当初に発売していた「AE86系スプリンタートレノ・カローラレビン」のオマージュとして2012年に登場したモデルです。
軽快かつパワフルな走りが魅力で、現在でも幅広い層から支持されています。
「86」新車価格
■262.3万円~496.8万円
「86」おすすめグレード
86のおすすめグレードは、なるべく安く手に入れて自分好みのカスタマイズを楽しみたいなら「GT」。全くカスタムをするつもりがないのであれば「GT“Limited”」がおすすめです。
理由は、「GT」に関しては敢えて買った人が自分好みに様々なカスタムができるように、なるべくシンプルな装備で発売されているからです。一方で「GT“リミテッド”」には、GTと違ってスポーティなホイールやテールエンドのマフラーカッターのほか、専用装備のリアスポイラー、スポーツブレーキパッドなどが装備されているからです。
「86」ライバル車種
■スバル「BRZ」
2位:日産「GT-R」
「GT-R」とは
日産のフラッグシップモデルであるGT-Rですが、その歴史は古く、1969年にまでさかのぼります。当時は、日産 スカイラインGT-Rという名前で販売され、通称“ハコスカ”とも呼ばれていました。キャッチフレーズは“羊の皮をかぶった狼”で、これには普通のセダンのような外見の中に、スポーツカー並みの高い運動性能を秘めていると言う意味が含まれています。
「GT-R」新車価格
■1,023.1万円~1,870万円
「GT-R」おすすめグレード
GT-Rのグレードは、ベースグレードとなる「ピュアエディション」を含め「プレミアムエディション」「ブラックエディション」「トラックエディション」「ニスモ」の5つに分かれています。
GT-Rのおすすめグレードは、プレミアムエディションとトラックエディションです。
理由は、プレミアムエディションに関しては、内装が全体的に本革仕様になっているほか足回りもスポーツ走行に適した造りになっているので、スポーティな走りを楽しみながらも本革がほどこされた豪華な室内も楽しむことができるからです。
一方でトラックエディションに関してはサーキット走行を視野に入れたカスタマイズが施されているので、サーキットで本気で走りを楽しみたいという方におすすめしたいモデルとなっています。
「GT-R」ライバル車種
■ホンダ「NSX」
3位:日産「フェアレディZ」
「フェアレディZ」とは
フェアレディZは、「全ては走りのために」がコンセプトの日産を代表するスポーツカーです。1969年にデビューして以降、今でも根強い人気を誇っています。ロングノーズ+ショートデッキが特徴的なクルマとなっています。
車名の「フェアレディ」は貴婦人を意味し、「Z」はアルファベットの最後の文字ということから究極を意味しています。当時、日産の社長を務めていた川又 克二氏がブロードウェイミュージカルの「マイ・フェア・レディ」に感銘を受け、名付けらました。
>>詳しくはコチラ:日産 フェアレディZ 試乗レポートを読む
「フェアレディZ」新車価格
■390.7万円~640.1万円
「フェアレディZ」おすすめグレード
フェアレディZのおすすめグレードは、「バージョンST」です。
理由は、本革調のファブリックシートやパワーシート、シートヒーター、運転席ランバーサポートなどの快適装備がそろっているほか、BOSEサウンドシステムやアクティブ・サウンド・コントロール、アクティブ・ノイズ・コントロールとカーウイングスナビゲーションシステムプラスETCユニットまで標準装備になっているからです。
「フェアレディZ」ライバル車種
■BMW「Z4」
4位:スバル「BRZ」
「BRZ」とは
スバル BRZは、前述したトヨタ「86」同様トヨタとの共同開発で生まれたスポーツカーです。スポーツカーとしての軽快さ、クーペとしての上質感を両立したモデルです。
86は自ら育てられることが醍醐味となっていますが、BRZに関してはそのままでも楽しめるクルマというのが特長となっています。
「BRZ」新車価格
■243万円~359.1万円
「BRZ」おすすめグレード
スバル BRZのおすすめグレードは、「S」「GT」の2つです。
理由は、GTに関してはSと比べてひと目で分かる装備の違いがあるので、最初からかなり充実した装備が欲しいならGTがおすすめです。一方である程度装備が揃っていればいいというのならSがオススメです。
「BRZ」ライバル車種
■トヨタ「86」
5位:フォルクスワーゲン「アルテオン」
「アルテオン」とは
フォルクスワーゲン アルテオンは、同社の世界戦略車として2017年のジュネーブモーターショーで公開されたフラッグシップモデルです。車名は「Art」と「eon」の造語で、アルテオンは「アート」な「上級車」と言う意味を込めて付けられたモデル名です。
またアルテオンは、セダンの快適性とステーションワゴンの機能性、クーペのスタイリッシュさを兼ね備えたモデルです。最大出力280馬力の2.0TSFエンジンは湿式の7速DSG、4駆システム「4MOTION」と組み合わされ優れた動力性を発揮します。
>>詳しくはコチラ:フォルクスワーゲン アルテオン 試乗レポートを読む
「アルテオン」新車価格
■549万円~599万円
「アルテオン」おすすめグレード
アルテオンのおすすめグレードは、「TSI 4MOTION R-line Advance」です。理由は、ベースグレードと比べて50万ほど高額なもののベースグレードよりもだいぶ装備が充実しているからです。
まず外観では、20インチ専用アルミホイールと電動サンルーフが付いており、これだけでも価格差の元が取れているといっても過言ではありません。その他にもアラウンドビューカメラやヘッドアップディスプレイなどが標準装備されているからです。
「アルテオン」ライバル車種
■アウディ「A5 スポーツバック」
まとめ
このようにクーペには、様々な車種が存在しています。クーペに共通していえるのは、いずれも趣味性の高いクルマが多いです。ですから「低燃費」「居住性」を重視している方にはあまりオススメできません。
ただ、「走り」「カスタム」を重要視している方でしたら検討していただきたいクルマです。そのためカスタムパーツが多く販売されているので、お金は掛かりますが自分好みにカッコよくカスタムすることができます。
また中古品のカスタムパーツであれば、フリーマーケットアプリやオークションサイトでも安く出回っているケースもあるので、車種によっては通常よりも安くパーツを揃えられることもあります。
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