アウディのエントリーSUVモデル 新型「Q2」が欧州で受注開始!気になる日本導入は2017年頃予定!?
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独アウディは7月14日、今年3月に開催されたジュネーブモーターショー2016にて初公開した、新型コンパクトSUV『Q2』の受注を欧州市場にて開始した。
新型Q2は、「Q7」「Q5」「Q3」とラインアップを拡大してきたアウディのSUVファミリーのエントリーモデルにあたる。
ボディサイズは、全長4191×全幅1794×全高1508mmで、ホイールベースは2601mmと、Q3の全長4400×全幅1830×全高1595mmよりも一回り小さい。国産競合車種では、日産「ジューク」やマツダ「CX-3」などと同等の大きさの、コンパクトSUVモデルに分類される。
エクステリアでは、押しの強いスタイリングとなっている八角形の大型フロントグリルに、LEDのポジションライトを内蔵したヘッドライトを装備。フロントグリル下には、アンダーガード風ディフューザーを備えるほか、Cピラーのカラーオフセットブレード、コンパクトなスクエア形状となったテールライトなど、これまでのQシリーズとは異なる新しいデザインとなっている。 さらに、コンパクトSUVとして全高が低く抑えられており、車両後部にかけて低くなっていくデザインでスポーティさが強調されている。
インテリアは、ダッシュボードやステアリングホイールがA1と共通デザインで、MMIのコントローラーなどのセンターコンソール部分の基本レイアウトは、A3に準ずる。さらに、同社の上級車からインフォテインメントシステムや安全装備を継承し、オプションで「バーチャルコクピット」が選択できる。荷室容量は405リットルで、後席を倒せば1050リットルに拡大する。
エンジンラインアップは、ガソリン3機種、ディーゼル3機種の合計6タイプ(日本導入予定モデルは1.0TFSIと1.4TFSIのガソリンエンジン)を用意。
ガソリンエンジンは、最高出力85kW(116ps)を発生する直列3気筒の1.0 TFSIと 、最高出力110kW(150ps)の気筒休止システム(COD)を備えた直列4気筒 1.4 TFSIと、最高出力140kW(190ps)を発生する直列4気筒 2.0 TFSIの3種類。
ディーゼルエンジンは、最高出力85kW(116ps)の直列4気筒1.6 TDI 、最高出力110kW(150ps)、最高出力140kW(190ps)の2.0 TDIの3種類で、組み合わされるトランスミッションは、6段マニュアルまたは7段のSトロニック(デュアルクラッチ トランスミッション)。
欧州では今秋からデリバリー開始する。ドイツでのベース価格は、2万4900ユーロ(約292万円)。日本へ導入時期は、2017年予定。
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