【衝突】衝突が避けられない!そんな時の対処方法は?
- 筆者: 清水 草一
【衝突】衝突が避けられない!そんな時の対処方法は?
いろいろな危機への対処法を読ませてもらいましたが、いよいよ衝突が避けられないという時は、どうしたらいいんでしょう。
その疑問、「MJブロンディ」がお答えいたします!
ズバリ、「これからぶつかる!」と覚悟を決めることが大事です。これは笑い事ではなく、本当のことです。人間、まったく無防備な状態よりも体をこわばらせている方が、衝撃が和らぐのです。
「これからぶつかる!」と覚悟すれば、自然と体は硬直します。これは、一種の自己防衛反応なんですね。ボクサーも、一番効くのは予期せぬパンチだと言いますから。
たとえば追突を食らう時も、衝突の前に「突っ込まれる!」と体をこわばらせたほうが、ムチ打ちは軽くてすみます。それだけ首の動きが小さくなるからです。
バックミラーで後続車が突っ込んでくるのが見えたら、ドライバーは大声で叫んで、他の乗員に危機を知らせましょう。悲鳴を聞けば、みんなも体がこわばるはずです。悲鳴はけっこう大事です。
プラス、ドライバーの場合は、ハンドルから手を離さず、前に押し付けるように力を入れておきましょう。窓が開いていると、横転した場合、そこから手が出て車体の下敷きになったりするし、前に押し付けておくことで、多少なりとも衝撃を和らげることができるからです。
また、首も縮めておきましょう。横転して天井が潰れるかもしれないし、何が起きるかわかりません。とりあえず、体を小さ目にしておいたほうが有利です。目は完全にはつぶらず、薄目がベストです。
薄目で状況を把握しつつ、目を異物から少しでも守るためです。
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