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新型車解説 2011/6/24 15:50

トヨタ 新型アベンシスワゴン 新型車解説(1/3)

関連: トヨタ アベンシスワゴン Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 茂呂幸正
トヨタ 新型アベンシスワゴン 新型車解説

再びアベンシスの輸入販売に踏み切ったトヨタ

日本におけるステーションワゴンの位置付けは、「蝉」に似た哀愁を漂わせる。

歴史は古く、国内における発祥は、1950年に登場した戦前型のシャシーを使うダットサンDW-2型であった。

しかしその後、長年にわたり下積みを強いられる。セダンをベースにした乗用車なのに、同じボディを利用した商用の「ライトバン」が常に用意され、人気を得られなかった。

クラウン ステーションワゴン

ようやく脚光を浴びたのが、セダンが飽きられ始めた90年代。89年に登場した初代レガシィツーリングワゴンが販売を伸ばし、トヨタ車ではカルディナやクラウンワゴン、日産車ならステージアやアベニールが注目された。

95年には、登場してから3年も経た初代カルディナが、対前年比で160%も売れている。まさに「ワゴンブーム」であった。

ところが96年に入ると、ステップワゴンやイプサムの初代モデルが登場。ミニバンに押されてワゴンは急速に売れ行きを落とす。蝉と同様、ワゴンの夏はあまりにも短かった。

結局、国産ワゴンは「セダンからミニバンへ」という通過点に過ぎず、カルディナやステージアなどはもはや過去のクルマだ。今では国産ワゴンの品ぞろえは10車に満たない。

初代アベンシスワゴン

以上のような経緯があったから、2003年に登場した先代アベンシスも売れ行きが伸び悩んだ。

イギリスの工場が生産する輸入車で、走行性能と居住性に優れたミドルサイズモデル。セダンも用意されたが、2005年の月販台数は両方を合わせて700~1,000台前後だ。当時は今より国内市場が堅調で、1ヶ月に1,000台ではレガシィの30%くらいだった。

販売力の影響も大きい。取り扱いディーラーはネッツ店のみ。店舗数はトヨタ系列で最も多い1,600拠点だが、ヴィッツ、ヴォクシー、ウィッシュなど売れ筋車種も豊富にそろえる。

流行から外れたセダン&ワゴンのアベンシスには力が入らず、国内販売は2008年に終了。2009年に登場した後継モデルは輸入されていない。

だが、2011年6月24日、トヨタは再びアベンシスの輸入販売に踏み切った。

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