【ジュネーブショー2014】マクラーレン、新型「McLaren 650S」の世界初公開に先駆けパフォーマンスデータを公開

  • 筆者:
【ジュネーブショー2014】マクラーレン、新型「McLaren 650S」の世界初公開に先駆けパフォーマンスデータを公開
新型 McLaren 650S Coupe  【走行イメージ】/ジュネーブモーターショー2014 新型 McLaren 650S Coupe  【エクステリア】/ジュネーブモーターショー2014 新型 McLaren 650S Coupe  【インテリア】/ジュネーブモーターショー2014 画像ギャラリーはこちら

F1チームのマクラーレングループ企業であるスポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは、「第84回ジュネーブモーターショー」での世界初公開に先立ち、新型モデル「McLaren 650S」のパフォーマンスデータを発表した。

◎関連記事マクラーレン、「ジュネーブ・モーターショー」に先立ち、 新型モデル「McLaren 650S Coupe」の画像を公開

「McLaren 650S」の0-100km/h加速はわずか3.0秒、0-200km/h加速は8.4秒を達成し、0-400m加速は10.5秒、最高速度は333km/hを誇る。この数値はマクラーレンが生み出した伝説のロードカー「McLaren F1」を0-200km/h加速で1秒、0-400m加速で0.6秒上回り、そのパフォーマンスの高さを証明している。さらに、「McLaren 650S」の0-200km/h加速は、現在販売中の「McLaren 12C」と比べて0.5秒以上速いタイムを記録している。なお、「McLaren 650S Coupe」の価格(英国販売価格)は195,250ポンド、「McLaren 650S Spider」は215,250ポンドとなっている。

そして、エアロダイナミクスを最適化することで、「McLaren 650S」の扱いやすさやクルマとの一体感を高めている。ダウンフォース・レベルも改良し、優れたハンドリングや高速走行時のバランス、コーナーリング性能を実現。

マクラーレンオートモーティブCEOのマイク・フルーウィット氏は、「ドライビングエキサイトメントが、まさに「McLaren 650S」の核心です。もちろんパフォーマンスデータも重要で、走行時の高揚感を最大化するために不可欠な要素ではありますが、それだけですべてが決まるわけではありません。「McLaren 650S」は、その優れた性能を肌で感じることができるのです」とコメントしている。

新型 McLaren 650S Coupe  【エクステリア】/ジュネーブモーターショー2014

無駄をそぎ落とし洗練さを極めたロードレーサーである「McLaren 650S」は、その驚異的なパフォーマンスデータだけでなく、装備も充実している。カーボンセラミックブレーキをはじめ、独自の軽量アロイホイールとピレリのP Zero CORSAタイヤ、Bluetooth対応のIRISサテライトナビゲーション、DABデジタルラジオ(ヨーロッパ向け、北米ではSIRIUSサテライトラジオ)、ワイヤレステザリング、オーディオストリーミング、音声コマンド機能を標準装備し、内装はアルカンターラを採用している。オプション装備には、McLaren P1の軽量設計をベースにしたバックレスト固定式のカーボンレーシングシートや、乗り降りの際に便利な電動ステアリングコラム、リアパーキングカメラ、カーボンファイバーインテリアなどが用意されている。

同車は効率面においても「妥協を許さない」という姿勢が貫かれており、燃料消費は欧州の複合サイクルで24.2mpg(11.7 l/100 km)、CO2排出量は275g/kmで、クラス最高レベルを誇っている。この数値は、マクラーレンが絶えず改良を続け、常にクラスをリードする効率性を追い求めていることの証である。

マイク・フルーウィット氏は、「McLaren 650Sは、50年にわたり培ってきたロードカーおよびレーシングマシンにおけるマクラーレンのノウハウの結晶といえます。McLaren 12CとMcLaren P1で我々が学んだことのすべてを注ぎ込み、あらゆる量産型スーパーカーを凌駕するほどの多彩な機能を持ったモデルが誕生しました。McLaren 650Sは、ドライビングエキサイトメントという点において、新たなベンチマークとなるでしょう」と語っている。

「McLaren 650S Coupe」および「McLaren 650S Spider」は、「第84回ジュネーブモーターショー」のマクラーレンブース(Hall 1/ブース番号:1240)で、2014年3月4日(火)12:00(CET)/11:00(GMT)に世界初公開する予定。

新型 McLaren 650S Coupe  【インテリア】/ジュネーブモーターショー2014

テクニカルスペック

全長×全幅×全高(mm):4,512×2,093×1,199/トレッド:1,656(フロント)・1,583(リア)/乾燥重量(kg/lbs):1,330/2,932/サスペンション:プロアクティブシャシーコントロール/エンジン構成:V8 ツインターボ /3,799cc/エンジンPS/rpm:650/7,250/トルクNm/rpm:678/6,000/トランスミッション:7速SSG/ホイールベース(mm):2,670/ホイールサイズ:19”×8.5”J(フロント)・20”×11”J(リア)

パフォーマンス・データ

効率性

CO2排出量

275g/km

燃料消費(複合サイクル)

24.2mpg

パワー・ウエイト・レシオ

(軽量オプション)

500PS(493bhp)/トン

1馬力当たりCO2排出量

0.42g/km

速度

最高速度(650SSpider)

333km/h(207mph)

加速

0-100km/h(62mph)

3.0秒

0-200km/h(124mph)

8.4秒

0-300km/h(186mph)

25.4秒

0-400m(1/4mile)

10.5@224km/h(139mph)

ブレーキング

100-0km/h

30.5m(100ft)

200-0km/h

123m(404ft)

300-0km/h

271m(889ft)

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる