オトナになった3代目/新型 スマート フォーツー「edition 1」試乗レポート(4/4)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:和田清志/メルセデス・ベンツ日本
もうひとつのスマート「smart forfour(スマート フォーフォー)」も間もなく登場
そして多くの方が気になっているのが、復活したもうひとつのスマート、新型「smart forfour(スマート フォーフォー)」のことだろう。
こちらは遅れて2016年1月頃の発売ということもあり、まだ残念ながら日本では試乗できていないが、海外で試乗した時には、この4人乗りはコンパクトクラスでとても魅力を発揮するだろうと感じた。
なぜなら4人乗りの実用的なコンパクトであるにもかかわらず、その走りは先に記したような、RRレイアウトならではの優れたものになっているからである。
このクラスには、「フィアット 500(チンクエチェント)」や「フォルクスワーゲン up!」といった輸入車のライバルもひしめくわけだが、それらも走りは楽しいけれど前輪駆動モデル。比べるとスマートの後輪駆動の感覚は、光るものとなっているのは間違いない。
アナタの女子ウケ、いや好感度アップを狙うたったひとつの方法とは
しかし、それより何より僕が印象的だったのは、スマートの女子受けが異様に高い、ということだ。
先日六本木のスマート・コネクションに妻と娘と出かけたのだが、2人とも見た瞬間から物凄い食い付きようで、一気に「いいな」「欲しいな」を連発するほどになっていた。
もちろん、ウチの妻と娘以外でも、自動車業界女子受けも相当に高く、多くの女子がスマートが可愛い、とメロメロになっている現状がある。なんとカーライフエッセイストの吉田由美さんも、相当にお気に入りだと言っていたほど。
そう考えると、スマートを選べばアナタの好感度もアップする!?可能性もあるかもしれない。
長年培ったスマートの世界観をしっかり継承
それはさておき、新型スマートフォーツーもやっぱり良いクルマだった。
走りはもちろん、何よりそのポップな、クルマらしからぬ感覚が存分にあるのが良い。これぞまさに、スマートならではの世界。それが新型でもしっかりと構築されいて、スマート好きとしては嬉しかった。
というわけでまず、新型「smart fortwo」は好印象が日本でも感じられる1台だった。今後4人乗りsmart forfourの日本の道路での印象も、機会があればお伝えしたい。
[レポート:河口まなぶ/Photo:和田清志]
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■【刷新】新型スマート・フォー・ツーを試す。[LOVECARS!TV!]
新型 スマート フォーツー「edition 1」[限定車] 主要諸元
全長x全幅x全高:2755x1665x1545mm/ホイールベース:1875mm/車両重量:940kg/乗車定員:2名/ステアリング位置:右/駆動方式:後輪駆動(RR)/エンジン種類:直列3気筒 DOHC ガソリンエンジン/総排気量:998cc/最高出力:71ps(52kW)/6000rpm/最大トルク:9.3kg-m(91N・m)/2850rpm/トランスミッション:「twinamic(ツイナミック)」6速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)/燃料消費率:21.9km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:前165/65R15・(後)185/60R15/メーカー希望小売価格(消費税込):1,990,000円《smart fortwo edition 1 lava orange》/2,040,000円《smart fortwo edition 1 midnight blue》
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