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試乗レポート 2014/12/1 20:15

ダットサン「GO」「GO+」試乗・インドネシア 現地取材レポート/松下宏(2/3)

関連: 日産 Text: 松下 宏 Photo: 松下宏/日産自動車株式会社
ダットサン「GO」「GO+」試乗・インドネシア 現地取材レポート/松下宏

日産の伝統的なブランド「ダットサン」を新興国のローエンドモデルで販売することの違和感

トヨタ AGYA(アギア)

日産がダットサンブランドで販売するGO(ゴー)とGO+は、インドネシアでは正式にはゴーパンチャとゴーパンチャ+とされている。前述したようにLCGCにはインドネシア名を付けることが求められているため、インドネシア語で「5」を意味するパンチャの名前を付けている。

参考までにほかのメーカーのLCGCを紹介すると、日産のGOに次いでLCGCとして認可された「トヨタ AGYA(アギア)」と「ダイハツ AYLA(アイラ)」はいずれもインドネシア専用車であるため、素直にこの名前が使われている。

ホンダの新興市場向け低価格車「Brio(ブリオ)」

ホンダは、インドやタイで販売されている「Brio(ブリオ)」をLCGCとして導入したため、「ブリオ サティア」というインドネシア専用のサブネーム付きで販売している。スズキも、ワゴンRをベースにしたモデルを「カムリオン ワゴンR」の名前で販売している。

日産に話を戻すと、日産が古くから持っているというか、日産本来のブランドである「ダットサン」をエントリーモデル用ブランドとして復活させることにして、インドやロシアなどで低価格車のGOの販売を始めている。それをインドネシアにも展開したわけだ。

個人的には、ダットサンが日産の伝統的なブランドであり、かつてはフェアレディZもサニーもダットサンブランドで販売されていた時代を知っているので、日産のラインナップの中でローエンドのエントリーカーがダットサンというのには相当に違和感がある。

インドネシアで日産は古くから自動車を生産し、販売してきたが、それはごく限定的な形であり、先行するトヨタやダイハツに対し、日産は後発メーカーであったのが実情だ。トヨタやダイハツなどを追い上げることを目指し、ダットサンブランドのGOとGO+の導入を決めたわけだ。

ダットサン「GO」「GO+」でインドネシア市場における販売を強化

日産 新興国向け新ブランド「ダットサン(DATSUN)」ブランドロゴマーク

日産の2013年のインドネシアでの販売台数は5万8,000台ほどにとどまっていた。

インドネシア日産のステファナス・アルディアント社長の話によると、2014年にはGOとGO+や人気のSUVである新型「エクストレイル」の発売で9万台を目指し、2016年には16万台を販売してインドネシア市場でのプレゼンスを高めていく計画としている。現在は5%前後にとどまっているマーケットシェアも、10%を超える水準を目指すとのことだ。

そのために2014年にダットサンブランドを立ち上げた時点で39店舗にとどまっていた販売店を、2014年の終わりには105店舗にまで拡大し、年内にダットサンブランドのGOとGO+だけで4万台を販売する計画である。

競合メーカーのLCGCがハッチバック車だけであるのに対し、3列シートのGO+をラインナップすることを強みにインドネシア市場での販売を強化していく計画という。

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