ノート e-POWERの”ワンペダルドライブ”だけでジムカーナに挑んでみた!(1/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:和田清志・島村栄二
国内No.1人気を支える”e-POWER”
軽を含む国内乗用車の2016年11月販売台数No.1に輝くなど、マイナーチェンジしたばかりの新型 日産 ノートが大人気だ。中でも新パワートレイン”e-POWER”が特に支持を集めている。そんなノートe-POWERを使って、ひと味変わった『ワンペダルジムカーナ試乗会』が開催された。ノートe-POWERは、アクセルを離すと強めにエンジンブレーキがかかり回生エネルギーを貯める『e-POWER Drive』を備えており、特にECOモードとS(Sports)モードをセレクトするとこれが顕著。ブレーキペダルを殆ど踏まずとも、アクセルペダルひとつだけで走ることも出来るのだ。今回の競技は、その『ワンペダル』運転『だけで』ジムカーナ競技をやろうとチャレンジングなもの。レポーターは2017年に全日本ラリー選手権への出場を果たすモータージャーナリスト、竹岡圭さん。さあ、武闘派(!?)姉さんの実力はいかに!?
e-POWER Drive特有の強力な回生ブレーキを活用
「ナニッ? ワンペダルジムカーナ?」
と、頭の中が?マークでいっぱいになったのですが、使うクルマがノート e-powerと聞いて納得!
EVと呼ぶべきか、レンジエクステンダーと呼ぶべきか、シリーズハイブリッドと呼ぶべきか、迷うモデルではありますが、とにもかくにもアクセルペダルを離すと、強力な回生ブレーキが掛かる機構を備えているため、アクセルペダルのみのワンペダルでジムカーナができてしまうというワケだったんですよ。
つまり、このワンペダルジムカーナはブレーキペダルの使用禁止。もちろんパーキングブレーキも使用禁止。
目標地点までどのくらいの距離でアクセルペダルを離せば、適切な速度に減速できるか、この速度コントロールがキモになるんですね。
竹岡圭がジムカーナに苦手意識を持つ原因となった、いくつかの切ない過去とは
ところがコレが難しいんだっ! メチャクチャ難しいんだっ! だって当然のごとく、より難しくなるようなコース設定がされているんですもの。まぁ、お遊びとはいえ、競技ですからねぇ。
そして、実は編集部から参戦のお話をいただいた時から、このコースのことがいちばん気になっていたんです・・・。
何を隠そう、ワタクシ、業界では知らない人がいないくらいの方向音痴でございまして、道がまったく覚えられないんで~す! もうね、方向音痴を自慢したくなるくらいのレベルなんですよ。今までも、ジムカーナには出場したことありますし、もう少しコースの簡単なダートトライアルにも参戦したことあるんですけど・・・。まぁ、1度もミスコースしなかったことがないくらいのレベルでして・・・。ジムカーナもダートトライアルもトライアルは2本あるんですが、このうち1本ミスコースなんていうのは序の口。なんと2本ともミスコースしたこともあるという強者レベルなんです。あぁ、恐ろしや・・・。
>>日産 ノート e-POWER フォトギャラリー[画像84枚!]
というわけで、どうしてもコースが覚えられなかった場合は、体重〇〇kgというウエイトハンディもなんのその、担当編集のT氏を道案内として隣に乗せて走る!(笑)という条件付きで、お仕事を引き受けたのでした。
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