日産 AD&ADエキスパート 新型車徹底解説

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新型AD/ADエキスパートで仕掛ける商用車戦略

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日産のビジネスバン「ADバン」「エキスパート」が「AD/ADエキスパート」としてフルモデルチェンジした。日産の商用車事業は、3ヵ年中期経営計画である「日産バリューアップ」の一つ柱となる重要な事業。そして、この新型ADは、日本における日産の本格的商品攻勢の先駆けとなるモデルである。

新型ADは、ビジネスシーンでの使用をシミュレーションし、「コックピット(運転席周り)」「積載スペース」「イメージ」の3つのポイントに主眼を置き開発された。クルマの中を事実上のオフィス代わりに使用し、一日の大半をクルマと過ごす。商品を運び、本社と電話連絡を取り、時に車内で弁当を食べたり、ノートパソコンを操作したり、仮眠をとったり。ビジネスシーンのあらゆる状況において、圧倒的な使いやすさを目指して新型ADは設計されている。

ビジネスシーンを想定した多彩な収納・装備

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スーパー コンビニエンス コックピットというキーワードのもと、室内には多彩な装備や収納スペースを確保。

運転席と助手席の間には、A4サイズのノートパソコンを収納可能なビジネスバックトレイを設置。助手席の背もたれを倒すと大型のパソコンテーブルになり、運転席に座ったままの楽な姿勢で、A4サイズのノートパソコンの操作や書類などの記入を行うことができる。

インストセンター上部にはホワイトボードが設置され、電話中にメモを取ったり、領収書等をマグネットではさむことが可能となっている。その他、運転席周りには、コンビニフック、ペンホルダー、カードホルダー、カップホルダーなど、使い勝手の良い多彩な収納がされている。

また乗降頻度が高い運転席および助手席シートは、耐久性を前型ADバン比で約2倍に向上させている。

また、ヘッドランプやルームランプを自動的に消灯できるバッテリーセーバーを全車に標準装備する他、車内で携帯電話やパソコンの充電ができる電源コンセントを全車にオプション設定。また、車両間での載せ換えが可能な小型・薄型・軽量なナビゲーションシステムもお求め易い価格でディーラーオプションに設定されている。

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広大な積載スペースと商用車の枠を超えた走行性能

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スーパー ユースフル ビッグラゲッジと名づけられた荷室。荷室床面長1,952mmとホイールハウス間寸法1,150mmにより、広い積載スペースを実現。それぞれ、京間畳を平積みで3枚、A4コピー用紙箱91個、みかん箱42個、コンパネ33枚の収納が可能。大きく開くバックドアと低い床面は、無理のない姿勢での荷物の積み下ろしに配慮されている。

走行性能でも、ビジネスマンをサポート。取り回しでは、クラストップレベルの最小回転半径4.7mを実現。エンジンは、中低速域トルクと静粛性を向上し、低燃費を実現したHR15DEエンジンの他、CR12DEエンジン、MR18DEエンジンを採用。足回りは、フロントにストラット式、リアにはH型トーションビームを採用。フロントに防振インシュレーター付サブフレーム、オフセットコイルスプリング、リアに大型アームブッシュ、スプリングラバーを搭載し、重い荷物を積載した状態でも、優れた操縦安定性と快適な乗り心地、静粛性を実現する。

また、小型商用車は、仕事上の名刺のようなものであるとの認識に立ち、デザインも一新。流線型の低いスタイリングは、“商用車くさくない”イメージを具現化。仕事のイメージアップに役立ち、ビジネスへのチャレンジ精神を表現するデザインとなっている。

日産ではディーラーネットワークおよびサービスとアフターセールス組織を強化。「日産プロショップ」と呼ばれるこの店舗は、販売スタッフを教育・訓練し、商用車に関する具体的なニーズにきめ細かく対応し、ユーザーをサポートする。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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