トヨタ、安全運転支援システム「DSSS」に対応したカーナビゲーションを開発

(1)赤信号注意喚起

トヨタ自動車(株)は、インフラ協調型の安全運転支援システム(※1)「DSSS(※2)」に対応するカーナビゲーションを開発した。

新開発のナビゲーションシステムは、今年夏に発売予定の新型車より採用されるという。なお、DSSSは、警察庁が本年7月から運用を開始するとのことだ。

トヨタでは、「統合安全コンセプト」に基づき、車両に搭載された個々の安全運転を支援する車両安全技術に加え、クルマと道路インフラ・他車両との連携を可能とするITS技術を活用したインフラ協調型の安全運転支援システムの開発を進めてきた。

本製品は、具体的には以下の5つのサービスを備えており、音声とディスプレイ表示により安全運転を支援する情報提供を行う。

(1)赤信号注意喚起

(2)一時停止注意喚起

(3)前方停止車両存在案内

(4)わき道車両存在案内

(5)信号待ち発進準備案内(交差点周辺の交通流改善を目指す、環境に配慮したサービスで、世界で初めて実用化)

トヨタは、「人々を安全・安心に運び、心までも動かす」というビジョンのもと、モビリティ社会の究極の願いである交通事故死傷者ゼロ実現に貢献する為、クルマ・人・交通環境の三位一体での取り組みを推進しており、今後とも交通安全への幅広い取り組みを強化していく。

(※1)インフラ協調型安全運転支援システム:ITS(高度道路交通システム)のひとつで、ドライバーから直接見ることのできない情報を道路に設置された通信インフラや他の車両などから無線通信によって受信し、ドライバーに知らせることで、安全運転の支援や事故防止につなげるシステム。「ITS-Safety2010」の'08年度大規模実証実験(ITS推進協議会主催)等を通じ、関係省庁と関係各企業が連携して実用化を検討。

(※2)DSSS:Driving Safety Support Systems(安全運転支援システム)の略

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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