ポルシェ、2011年モデルの受注を開始

ポルシェ 2011年モデル

ポルシェ ジャパンは、911モデルレンジ、ケイマン モデルレンジ、ボクスター モデルレンジ、カイエン モデルレンジ、パナメーラ モデルレンジの2011年モデルの受注を、全国のポルシェ正規販売店において7月1日(木)より開始する。

最高水準のパフォーマンスと装備を誇る911ターボS と911ターボSカブリオレ

911ターボS と911ターボSカブリオレには、可変タービンジオメトリーを採用したツインターボチャージャー付きのフラットシックスエンジンが搭載される。その最高出力は911ターボから30PSアップとなる530PS(390kW)を発生し、最大トルクは驚異的な700N・mに達する。さらにパワーとダイナミックパフォーマンスが大幅に向上しているにもかかわらず、ニュー911ターボSの燃料消費量は新欧州ドライビングサイクル(NEDC)で100kmあたり11.4リッターとなり、ポルシェ911ターボと同等に抑えられている。すなわち、ニュー911ターボSは、パフォーマンスクラスにおいて最も効率に優れたスポーツカーでもある。

最もピュアなミッドシップロードスター、ボクスター スパイダー

ボクスター スパイダーの車両重量は1,275 kgで、ポルシェのラインナップの中で最軽量のモデルとなる。このニューボクスターは、軽量化、パワーそして高効率を追求したポルシェのスポーツカーの伝統を最もピュアな形に具現化したオープンカー。

このコンセプトは、ポルシェが最も成功を収めたロードゴーイングカーでもありレーシングカーとしても活躍した伝説の550スパイダーから今日のモータースポーツで活躍し続けているRSスパイダーに至るまで伝承されている。

ボクスター スパイダーには、ダイレクト・フューエル・インジェクション方式の3.4リッター6気筒エンジンがリアアクスル前方に搭載されている。最高出力はボクスターSを10 PS上回る320 PSとなっている。PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)およびスポーツクロノパッケージを装備した「ボクスター スパイダー」の場合、ローンチコントロールを使用した0 - 100 km/h加速は4.8秒で、またPDK仕様車のNEDCによる燃費はわずか9.3リッター/100 kmとなっている。オープン時の最高速度は267 km/h。

ドライビングプレジャーとともにエレガントさにも磨きをかけた、ニューカイエン

2002年のデビュー以来、初となるフルモデルチェンジを果たした全てのニューカイエンには、ワイドレシオ化された新しい8速ティプトロニックS、オートスタート/ストップ機能、エンジンおよびトランスミッション冷却系の熱管理など高効率およびハイパフォーマンス化に大きく貢献するテクノロジーが搭載されている。

「カイエン ターボ」は、500 PS(368 kW)を発生する4.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、燃費は11.5リッター/100 km(NEDC)を誇ります。これは先代モデル(14.9リッター/100 km)の数値から23%もの改善となる。

強大なトルクを誇る「カイエンS」の4.8リッターV8エンジンの場合、燃費は23%削減された10.5リッター/100 kmを達成している。一方、エンジン出力は先代モデルの385 PSから400 PSへと大幅に高められている。他の新世代カイエンでも先代モデルと比較してパワーが向上している。

3.6リッターV6エンジンを搭載する「カイエン」は最高出力が300 PSに高められました。それにもかかわらず、NEDCによる燃費はオプションの8速ティプトロニックSトランスミッション仕様車の場合、先代モデル比で20%以上低減された9.9リッター/100 kmとなっている。

また厳選された素材、および超軽量アクティブ4WDシステムなどの全体的な見直しによって、「カイエンS」では180 kgの軽量化を達成している。この軽量化により燃費およびCO2排出量の削減のみならず、パフォーマンス、俊敏性およびハンドリング性能もさらに向上している。

ホイールベースが40 mm延長された結果、室内は広くなり実用性、快適性もさらに向上している。先代モデルと比較して、ニューカイエンの全長は48 mm長くなったにもかかわらず、ニューカイエンはコンパクトかつダイナミックな印象を与える。一新されたインテリアで最も目を引くのが、ダッシュボードに向けてせり上がるセンターコンソールとそこから伸びるギアセレクター/シフトレバーで、それらは最先端のコックピットの雰囲気を醸し出している。リアシートは前後に160 mm調節可能で、バックレストの角度も3段階に調節できる。

優れた効率に軽さとパワーを誇る6気筒エンジン搭載のパナメーラとパナメーラ4

すでに高い評価を獲得しているV8エンジン搭載モデルと同じように、パナメーラとパナメーラ4は真のグランツーリスモにふさわしく、スポーティなキャラクターと優れた快適性、毎日の使いやすさを同時に提供する。 パナメーラとパナメーラ4には、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)を採用した最新の3.6リッターV6エンジンが搭載される。最高出力は220kW(300PS)で、最大トルクは400Nm。パナメーラはポルシェの伝統的な後輪駆動モデル、そしてパナメーラ4はアクティブ4WDシステムを標準装備している。

ポルシェのグランツーリスモに新しく加わったふたつのモデルには、独自の開発戦略「ポルシェ・インテリジェントパフォーマンス」の成果が表れている。両モデルはデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)とオートスタート/ストップ機能を装備している。NEDCによる100km走行あたりの平均燃料消費量はともに10リッターを下回り、パナメーラが9.3リッター、パナメーラ4は9.6リッターです。オプションとして用意される、転がり抵抗の少ない19インチのオールシーズンタイヤを装着すると、燃料消費量はさらに0.2リッター低減され、CO2排出量もパナメーラで213 g/km、パナメーラ4では220g/kmまで減少する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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