約10億7700万円!ラ・フェラーリ アペルタがチャリティーオークションで21世紀最高額の落札
フィオラーノ・サーキットでのCavallino Rampante(跳ね馬)70周年記念式典期間中に開催されたRM-Sotheby’sオークションにて、ラ・フェラーリ アペルタが830 万ユーロ(約10億7700万円)という記録的な価格で取引されたことがわかった。
この車輌の売上金は、恵まれない子供たちの支援を目的に世界120カ国以上で活動している国際機関「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付される。また今回の義援金は、アジアおよびアフリカ地域の教育プロジェクトに当てられる予定。
>>約10億7700万円で落札された「ラ・フェラーリ アペルタ」を写真でチェック!
この取引価格は、21世紀に製造された自動車のオークション最高額記録を塗り替えることとなった。それまでの最高額は700万ドル(約7億5000 万円)で、これは2016年12月に米国・デイトナで開催されたオークションでイタリア中部地震の被災者への支援を目的に製造されたエクスクルーシブなラ・フェラーリ が記録したものである。
今回のオークションに出品されたラ・フェラーリ のロードスターバージョンは、209台限定スペシャルシリーズに追加設定された特別な1台である。この車輌は、ボンネットおよびテールに2本のmetallic Biano Italia(メタリック・ホワイト)のレーシングストライプを配したmetallic Rosso Fuoco(メタリック・レッド)のボディで仕上げられている。
また、California 250 GT SWB が790万ユーロ(約10億2500万円)、1958年型250 GT Cabriolet Series Iが470万ユーロ(約6億1000 万円)など、今回のオークションでは、その他にも貴重なフェラーリが取り引きされた。そして、長い間日本の納屋に眠っていたアルミボディの365 GTB/4は180万ユーロ(約2億3300万円)で新オーナーの手に渡っている。
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