トミカに「フェラーリテスタロッサ」がほぼ20年ぶりで復活した理由

  • 筆者: 遠藤 イヅル
  • カメラマン:タカラトミー・遠藤 イヅル

気になるトミカ新商品は「トミカ4D」だけじゃない

2018年6月7日(木)〜10日(日)に東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」のタカラトミーブースでは、従来のトミカサイズに驚きの音+振動ユニットを組み込んだトミカの大革命「トミカ4D」の発表や映画ドライブヘッド仕様の実車GT−Rのお披露目などが行われました。

でも!トミカの新商品のトピックはそれだけではありません。

>>「マイアミバイス」のテスタロッサに憧れた世代には垂涎モノ! トミカ×フェラーリを画像でみる!

トミカ、久しぶりにフェラーリをラインナップ

タカラトミーブースのトミカコーナーでは、トミカの大ジオラマのほか、2018年8月より発売が始まるフェラーリ、各種トミカワールド、マーベルチューンやディズニーモータースの新商品など、今後発売される予定の新商品が多数展示されていました。

中でも、フェラーリがトミカから出る!ということで、タカラトミーも展示ケースをしっかり用意する力の入れようで、来場者の多くがその前で足を止めていましたが、「あれ?フェラーリのトミカってそれほどの特別扱いなの?昔あったよね?」と思う人もいるはず。

確かに308GTB(No.F35−1、1977年発売)、312T3(No.F59−1、1978年発売)512BB(No.F57−1、1979年発売)など数種類のフェラーリがトミカから発売されていました。でも、トミカのレギュラー品番でフェラーリがラインナップされるのは1988年7月のテスタロッサ(No.91−2)以来、実はほぼ30年ぶりのこと。意外ですよね。

ちなみに、テスタロッサは1999年発売の「コミックトミカvol.2 湾岸MIDNIGHT」にS30型フェアレディZ、R32&R33型スカイラインGT−Rなどと一緒に入っていました。

ラ フェラーリ、テスタロッサ、フェラーリショールームの3種類を発売

発売予定がアナウンスされたのは、2018年8月発売のトミカ No.62 ラ フェラーリ、トミカプレミアム No.06 テスタロッサ、トミカワールド フェラーリショールームの3種類。

ラ フェラーリはレギュラーシリーズ(定価税抜450円)で、テスタロッサはプレミアムシリーズ(定価税抜800円)で発売されます。

どちらもプロポーションはさすがトミカ!の再現性で、さらにドアのみならずリトラクタブルヘッドライトまで開閉するギミックが備わり、星型ホイールも表現されるテスタロッサの仕上がりの高さにも要注目。

アメリカの刑事ドラマ「マイアミバイス」でテスタロッサにあこがれたヲジサン世代には垂涎モノ!ですね。

なお、ラ フェラーリは初回特別仕様で黒、テスタロッサが発売記念仕様で白のボディカラーが用意されるのでトミカファンは必見。フェラーリのエンブレムもしっかり入ったフェラーリショールームはパーツの組み替えでモーターショーの展示ブースタイプにも変身。トミカタウンの新しい風景を作ります。

ほぼ20年ぶりにフェラーリが復活した理由とは

ところで、トミカでフェラーリが発売されなかった理由は、1999年からとある海外ミニカーメーカーがフェラーリとモデル化の立体化に関して独占契約を結んでしまったため。その後、組み立てモデルに関してはそのメーカー以外でもモデル化が可能となったのですが、ミニカーに関しては2014年までその契約が残っていました。

今後のトミカ×フェラーリのニューモデルに注目です。

[TEXT:遠藤イヅル/PHOTO:タカラトミー・遠藤イヅル]

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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