ホンダ FCXクラリティの燃料電池技術で2009年度グローブ賞受賞
ホンダは、グローブ燃料電池シンポジウム(Grove Fuel Cell Symposium)において、燃料電池電気自動車・FCXクラリティの功績が認められ、権威あるグローブ賞(Grove Medal)を受賞したと発表した。
グローブ賞は、燃料電池の開発における科学的な躍進/革新と燃料電池業界における重要性の高さ、実現された技術や開発の進歩、ならびに燃料電池に関する継続的な取り組みも考慮され、選出される。
今回のグローブ賞の受賞は、ホンダが長年にわたり燃料電池の研究/開発に取り組み、FCXクラリティでは科学的な躍進のみならず、人々の心を捉えるスタイリングをも実現している点や、自動化ラインでの生産へ移行している点などが受賞の主な理由で、グローブ・シンポジウム運営委員会の全会一致で決定された。
FCXクラリティは、燃料電池電気自動車専用モデルとして設計され、ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」を核に、燃料電池電気自動車だからこそできるデザイン、パッケージ、そして異次元のドライブフィールを実現。走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能だけでなく、クルマとしての新しい価値と魅力を提供している。
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