ロータス エヴォーラ 発売開始

ロータス エヴォーラ

ロータスはエヴォーラの発売を開始した。価格は、850.5万円からの設定となる。

ロータスの中でも最新モデルとなるエヴォーラ。2+2シーターミッドシップエンジンとして類まれなる敏捷性と、ライド&ハンドリング性能を約束。このエヴォーラは、ドライバーのスキルに応え、格別の走りを堪能させてくれる車である。

206kW(206kW(280PS))を生み出すロータス専用の3.5リッターV6エンジンを搭載しながら、総重量わずか1,350kg(プロトタイプ仕様)。ロータスのDNAを真に受け継ぎ、心躍るドライビング体験を提供する車である。

エヴォーラの0-100km/h加速はわずか5秒強、最高速度は260km/hを超え(プロトタイプ仕様)、欧州複合モード燃費は11.49km/L、そしてCO2排出量は205g/kmと、軽量化を通じた性能の向上という理念を守り通している。燃費に関する他の数値もやはり際立っており、欧州基準燃費は市街地モードで8.06km/L、郊外モードで15.38km/Lという数値である。

エヴォーラの日本仕様の価格は、2+2シーター8,925,000円、2シーターが8,505,000円(いずれも税込)となる。

以下がロータスの発表したエヴォーラの詳細。

■エヴォーラの詳細

スタイルも機能性もロータス・デザイン社内で設計された流線型のスポーティなボディは、なめらかなフォルムと硬質感のある手触りとが、その速さと敏捷性、精巧さを物語っています。キャブフォワードのモダンなプロポーションは低めでワイド、リアはがっしり、エアインテークもしっかり装備され、その姿はどう見ても本格的なミッドシップエンジンのスポーツカー。実用的な2+2シーターであることは外観からはわからないほどです。

エヴォーラの設計チームは、ロータス・デザイン代表のラッセル・カーが、エクステリア担当の設計マネージャであるスティーブン・クリンジ、インテリア担当のシニアデザイナーであるアンソニー・ブッシェルと共に率いてきました。

「この設計の成功のベースには、技術チームとの密接な連携がありました。協力しあいながら開発を進めたことで、バランスの良いボディを作り出すことができたのです」と設計チームリーダーのラッセル・カーは語ります。「前後異径のホイールサイズ、短いリアオーバーハング、長いフロントオーバーハングにキャブフォワード ― すべてが相俟ってエヴォーラに躍動感と敏捷性が醸し出されています。これは、車体の美しさを通してドライビングの特性を伝えたいと望む我々にとって、極めて重要な意味を持つことです。」

ロータス車は常にスタイルと機能との完璧なバランスを体現してきました。エヴォーラもこの伝統をしっかりと引き継いでいます。「我々が決して見失うことのなかった事実、それはこの車には現実的な乗りやすさが必要とはいえ、スポーツカーはお客様が感性で購入するものであり、この車は魅力的な姿とエキゾチックな個性とでお客様を魅了するものでなくてはならないということです。ですから我々は、技術とユーザ機能性をベースに主要部分の設計を積極的に進め、特色ある車を作ってこられたことに、大変誇りを感じています」とラッセル・カーは語っています。 乗降を例にとると、エヴォーラでは乗り込む際に障害となるものは極力取り除きました。ドアの下の面を切り取り、独自の画期的な方法で立体造形を行って、車のスタンスと乗りやすさをどちらも向上させています。

そのほかにも、全体的なフォルムやエアインテークなどのディテールは、エアロダイナミクスを考慮し、ドラッグやダウンフォース、冷却性能を大きく向上させる設計となっています。また、バランスの良いダウンフォースを発生させてコーナリングのパフォーマンスを高めるため、排気口を上部に配したロータス独自のラジエータ、レースカーを意識したディフューザ、フローティングリアウィングを採用。一方、空気抵抗を抑えるために、キャビンは思い切ったディアドロップ型にし、上から見ると丸みを帯びたデザインとすることで、リアショルダーはたくましさを増し、ターゲットとする顧客層にふさわしい洗練されたイメージを醸し出しています。「我々は、デザインとは誠実かつドラマチックであるべきだという信念を持っています。ですから、この車を象徴するこれらの機能がすべて意図したとおりの役割を果たしているということに、実に満足しています」と設計マネージャのスティーブン・クリンジは話しています。

こうした技術面と見た目の美しさとの関係に対する本質的理解が功を奏し、エヴォーラのフルスケールモデルが初めて風洞実験を行った際には、エアロダイナミクスに必要最低限の調整を加えただけでダウンフォースと安定性の目標値を達成することができました。

スティーブン・クリンジはこう続けます。

「全体的にデザインを見ると、ロータス車に受け継がれてきたDNAが色濃く現れていますが、エヴォーラにはエヴォーラの、独自性と時代に即したテーマというものが確立されています。盛り上がったショルダーラインは、シルが斜めに切り上げられたボディサイド下部と絶妙のバランスを生み筋骨隆々といった力強さを感じさせるボディに仕上がりました。」

「斜め前方からエヴォーラを見てください」と言うラッセル・カー。

「実にパワフルで、思わず目が釘付けになりますよ。ロータスらしいオーバル型のフロントエンドからリアに向かうなめらかなボディライン。静止していてもスピード感を感じさせるほどです。この角度からだと、バイザースクリーンがティアドロップ型のキャビンを覆い込むように見え、ゆるやかな腰のくびれがリアフェンダーのたくましさを完璧なかたちで際立たせているのもわかります。これぞまさしくミッドシップスポーツカーの姿。紛れもなく、エヴォーラはロータス車なのです。」

斜め後方からの眺めもまた印象的。後方に向かうほど細くなるキャビン、ディフューザ、フローティングウィング、中央に設置されたツインテールパイプ、特徴的なエンジンルームの排気口 ― これらすべてが極めて個性的な姿を作り出しています。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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