2000年発売「エボVI トミー・マキネン エディション」シリーズ初の特別仕様車/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
三菱自動車が誇る名車『ランサーエボリューション(ランエボ)』の生産終了が発表されました。そこでオートックワンでは、ランエボの23年の歴史を振り返ります。
今回は、ランエボシリーズ初の特別仕様車「ランエボVI トミー・マキネン エディション」です。
LANCER EVOLUTION VI Tommi Makinen Edition(2000年1月発売)
『ランサーエボリューション』にとって初めてとなる特別仕様車が登場しました。1996年から4年連続で「WRC」ドライバーズチャンピオンを獲得した「トミー・マキネン氏」の偉業を記念し、2000年1月『ランサーエボ リューションVI トミー・マキネン エディション』を発売しました。
WRCワークスカーをイメージしたスペシャルカラーリングパッケージを設定し、ワークスカーと同デザインの17インチアルミホイールを装着。インテリアでは“Tommi Makinen”のロゴを刺繍したRECARO社製バケットシートを装備しています。
エンジンは、チタンアルミ合金製ターボチャージャーの採用とともに、コンプレッサー側のホイールサイズと翼形状を改良し、最大トルクを2750rpmから発生。車高を10mm低い設定とし、フロントとリアのロールセンターを最適化したうえに、フロントストラットタワーバーの採用やステアリングギヤ比のクイック化により、操舵応答性を高めたターマック(舗装路)仕様のハンドリングとしました。
WRCでは2001年の開幕戦モンテカルロから『トミー・マキネン エディション』の装いで第10戦ニュージーランドまで参戦。この間、3勝を挙げたものの、WRカーに切り替えた残りの4戦でのポイントの積み上げができず、トミー・マキネン氏はランキング3位でシリーズを終えました。
改良点
・専用フロントバンパー
・スペシャルカラーリングパッケージをオプション設定
・Tommi Makinen ロゴ入り専用RECARO社製バケットシート
・レッドステッチ入り専用MOMO社製ステアリング&シフトノブ
・ブラック盤面×レッド専用メーターデザイン
・ターボチャージャーの吸気側ホイールサイズと形状変更
・エアインテークダクトをフロントバンパーに設置
・専用大口径テールパイプのスポーツマフラー装備
・新形状リザーバーカップ付き燃料タンク採用
・全高10mmダウン、ロールセンター高を最適化
・フロントストラットタワーバー装備
・ステアリングギヤレシオのクイック化
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