日産「ノート」2015年マイナーチェンジモデルを発表 ~自動ブレーキを標準装備~
自動ブレーキを全グレードに標準装備するとともに燃費を向上
日産は「ノート」をマイナーチェンジし、7月7日より発売開始した。
今回のマイナーチェンジでは、これまで一部グレードでメーカーオプション設定となっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「LDW(車線逸脱警報)」を全グレード(NISMO・NISMO Sを除く)に標準装備とした。
なお、今回の「エマージェンシーブレーキ」標準化は、4月7日に発表した主要量販車種への自動ブレーキ標準化を2015年秋までに完了する計画の一環である。
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消費税込価格は1,464,480円~1,891,080円。なお、上級グレードのエアロスタイルは1,669,680円~1,899,720円、NISMOは1,967,760円~2,244,240円となっている。
▼その他の変更点は以下の通り
パワートレイン
「HR12DDR」エンジン搭載車に「停車前アイドリングストップ」を採用した。「停車前アイドリングストップ」は、停車した後にエンジンを停止する従来のシステムに対し、停車する前からエンジンを停止させることで、よりアイドリングストップする時間を長くし燃費を向上させるシステムである。
これにより、「MEDALIST(メダリスト)」および「X DIG-S」は「平成32年度燃費基準+20%」を達成し、免税措置が適用される。
また、2WDの全グレードで、エンジン、トランスミッションのチューニングの最適化を図り燃費を向上させ、減税措置を受けることができる。(NISMO Sを除く)
ボディカラー
シャイニングブルー(PM)およびインペリアルアンバー(P)の車体色に、ブリリアントホワイトパール(3P)のルーフ、サイドミラー、アウトサイドドアハンドルを組み合わせたスタイリッシュな2トーンカラーを新規に追加し、より魅力的な12色のカラーバリエーションを実現した。
なお、2トーンカラーは9月から生産開始となる。
グレード体系
内外装ともにプレミアム感を高めた「メダリスト」を「HR12DE」搭載車の2WDおよび4WDにも設定し、より多くのユーザーに「メダリスト」の上質な価値を提供する。
また、スポーティさやスタイリッシュさを強化しながら人気の高いLEDヘッドランプを標準化し、求めやすい価格設定とした特別仕様車「エアロスタイル」や、スポーティなデザインと走りを両立した「NISMO」も、ベース車の変更と併せて燃費を向上させて継続販売する。
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