井原慶子、「WEC」3連続表彰台を成し遂げた! ~性別、国籍、年齢など様々な壁を理解してくれたチーム代表に感謝~
今季「FIA世界耐久選手権(WEC)」に参戦しているレーシングドライバー井原慶子は11月15日(土)にバーレーンで行われた「WEC第7戦 バーレーン6時間レース」でLMP2クラス3位表彰台に上った。
井原は8月に行われたアジアンルマンシリーズでの世界女性初の総合優勝、10月に富士スピードウェイで行われたWEC日本ラウンドでは世界耐久選手権で女性初の表彰台獲得。そして今シーズン最後のWECバーレーン戦で3位表彰台を獲得し、3連続表彰台の快挙を成し遂げた。
◎関連記事
井原慶子選手 コメント
世界最高峰の世界耐久選手権で連続表彰台を獲得できて本当にうれしいです。今までサポートしてくださったスポンサーの皆さん、ファンの皆さん、OAKレーシングのチームメイトとスタッフ、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。特にOAKレーシングのジャック・二コレ代表が、私が今までぶつかってきた性別、国籍、年齢など様々な壁を理解してくださり、レースへの情熱をかってチャンスをくださいました。
また、今までの自分の経験から女性が新しい道を切り拓く時には必ず2人以上の男性がサポートしてくれて成り立つと感じてきましたが、今回は中国人ドライバーデイビッドとアメリカ人ドライバーマークの強いサポートとチームの戦略のおかげで表彰台に上れました。
今回のレースは、シーズンの最後ということもあり、レースウイークエンドはずっと38度の熱が出てしまいましたが、みんなのサポートのおかげで力を出し切ることができました。応援本当にありがとうございました。
この記事にコメントする