ブリヂストン、乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX」を新発売
ブリヂストンは、ブリザック史上最高性能を実現した「BLIZZAK VRX」を2013年9月1日より販売開始する。発売サイズは108サイズで、販売価格はオープン価格。
「BLIZZAK VRX」は、ブリヂストンを代表するスタッドレスタイヤブランド「ブリザック」誕生からの25年間で積み重ねた技術の集大成となっている。今回、「アクティブ発泡ゴム」「新非対称パタン」「新非対称サイド形状」の3つの新技術を採用し、氷路面における"ブレーキの効き"だけではなく、乾いた路面や濡れた路面などさまざまな冬道で優れた性能を発揮する。特に安全性能として重要な氷上ブレーキ性能、ウェットブレーキ性能の向上に加えて、低燃費性能の向上も実現している。(従来品「BLIZZAK(ブリザック) REVO(レボ) GZ(ジーゼット)」との性能比較)
「アクティブ発泡ゴム」が、除水効果を向上
ブリヂストンの独自技術「発泡ゴム」は、ゴム内の気泡と太い水路ですべりの原因となる氷上の「水膜」を取り除く。新開発「アクティブ発泡ゴム」は、水路の表面を親水性素材でコーティングしたことで、気泡の内側の壁に沿って「水膜」が流れ込みやすいため、路面の「水膜」を積極的に除去する。これにより、タイヤが氷路面にしっかりと密着し、氷上でのグリップ力を大幅に高めている。
「新非対称パタン」が、さまざまな冬道でグリップ力を発揮
異なる路面状況や走行シーンに対応するため、トレッドパタン内側と外側を役割毎に最適化、またブロック剛性を確保したままでブロックサイズを小さくしている。これにより、氷路面の小さな凹凸にブロックがしっかりと接地するため、さまざまな冬道で高いグリップ力を発揮する。
「新非対称サイド形状」が、車両のふらつきを軽減、高い直進安定性を確保
タイヤ内側と外側のサイド形状を各々最適化することで、不均一に積もった雪路や、不規則に凍りついた凍結路面から受けるタイヤやクルマのふらつきを軽減し、高い直進安定性を確保。
この記事にコメントする