セブンイレブン、業界初の「超小型EV」を使ったお届けサービスを8月上旬より開始
セブンイレブン・ジャパンは、12年ぶりにフルモデルチェンジしたトヨタ車体株式会社(トヨタグループ)の超小型EV(電気自動車)新型「コムス」を活用した宅配サービスを、2012年8月上旬より順次開始すると発表した。
このサービスは、セブンイレブンの店内ほぼ全ての食品や日用品等を、新型「コムス」を使いユーザー宅や事業所等へ届けるといったもの。その名も『セブンらくらくお届け便』。
このような店舗からの宅配サービスに超小型EVを採用するのは、流通業界やコンビニエンスストア業界で初の試みとなる。
またセブンイレブン・ジャパンがトヨタグループと本格的な連携を図るのも初となる。
これまでもセブンイレブン・ジャパンは、所謂「御用聞き」や、お食事お届けサービス「セブンミール」、「移動販売(セブンあんしんお届け便)」等の取り組みを行ってきた。中でも、今年5月より新スキームとして展開中の「セブンミール」は、注文500円以上からお届け料無料で店舗のスタッフが届けるサービスとしてユーザーより大きな反響があったという。
セブンイレブン・ジャパンは今回、宅配件数の増加に対応できる手段として新型「コムス」を採用し、店内の商品をユーザーに提供する新しいお買物支援サービスとして順次展開していく予定。
新型「コムス」については8月中に約100台、9月中に約100台(計約200台)を先行導入し、利用状況等を検証の上、2013年1月よりセブンイレブン加盟店にて、順次本格的な拡大を予定している。
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