あるときはじゃじゃ馬に、そしてまたあるときには従順に/ロータス エヴォーラ400 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:小林岳夫
最高出力と最大トルクがそのまま名前に
タイプ名の400は406psのパワーと410N・m(40.2kg-m)トルクからの表記。従来の350ps/400N・mから大幅な出力アップだが、数値以上に変化を感じさせるのは、75mm径のエキゾーストシステムによるサウンドにある。
通常のドライブモードは至ってジェントルなエンジン特性とスポーツカーなりの静粛性。それがSPORTモードをONすると、フラップが開き管楽器を思わせるV6の排気管長の整ったエキゾーストサウンドの響きと、歯切れのいいレスポンスに変身、その変化度合が素晴らしい。
3.5リッターV6のベースはトヨタ製に変わりはない。しかし過給器とエンジンマネージメントその他の変更によりエンジンとしての個性も倍増した。
[「エヴォーラ」を紐解く鍵とは・・・次ページへ続く]
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