メルセデス・ベンツ Aクラス・Bクラス 新車発表会速
- 筆者:
ベンツ Aクラス、Bクラス マイナーチェンジ
メルセデス・ベンツは20日、自社のエントリーモデルであるプレミアム・コンパクトカーのAクラスとBクラスのマイナーチェンジモデルを発売すると発表した。
Aクラスは1998年に日本デビューを果たし、2005年に初のフルモデルチェンジを行っている。一方、Bクラスは、Aクラスより遅れること約8年後の2006年に日本上陸を果たしており、メルセデスベンツのラインナップでは新しい存在である。
今回、Aクラスの改良点は、ヘッドライトとフロントグリル、それにバンパー形状の変更。さらに新デザインとなるリアバンパーにコンビネーションランプを採用し、よりワイド感を与えるリヤビューとなっている。一方インテリアは、ドアトリムやシート素材を見直しており、スタイリッシュで柔らかい仕上がりを見せている。中でもA170エレガンスは、レザーツインシートを採用しており、一際上質感を放つ空間が用意されている。
Bクラスは、フロントグリルとエアインテークのデザインを一新。インテリアはAクラス同様、ファブリックとレザーツインのシートを用意しており、さらなる上質感を演出している。
また今回のマイナーチェンジでは、両車とも6.5インチワイドディスプレイと、Bluetooth対応携帯電話ハンズフリー機能を搭載した、オーディオビジュアルシステムを採用している。さらにこの機能にHDDナビゲーションシステムを販売店オプションとして用意した。価格は11万5500円(工賃別)と、かなりリーズナブルな設定になっているのも嬉しい。
安全面では、独自のボディ構造である“サンドイッチコンセプト”や、コーナーなどでの横滑り防止機能“ESP”に加え、急ブレーキ時の後続車へ緊急性を提示するアダプティブブレーキライトも採用している。
今回、両車ともエンジンの変更及び追加設定はないが、燃費の面ではAクラスがおよそ6%(リッター13.0km)、Bクラスがおよそ7%(リッター13.8km)と向上しており、さらなる経済性に寄与する形となっている。
また今回Aクラスには、発売10周年を記念して、限定400台のみの“A170エディション10”を追加設定し販売する。こちらはA170をベースに、クローム付シルバーフロントグリル、17インチ7スポークアルミホイール、本皮巻スポーツステアリング、さらにバイキセノンヘッドライト&ヘッドライトウォッシャー、コーナリングライトを特別装備しており、Aクラスのまた違った魅力を引き出すクルマとなっている。
この記事にコメントする