スマホ感覚で使えるナビが誕生! ケンウッド 彩速ナビ 2017秋モデル発表会レポート

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:松田 タクヤ
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今年で70周年を迎えるカーナビゲーション大手JVCケンウッドは、2017年10月4日に同社の”彩速ナビ”シリーズの最新モデルである「TYPE-M」シリーズの他、同彩速ナビと連携できるドライブレコーダーやETCなどの新商品、全10種類を発表した。

発表会は新横浜にある新横浜プリンスホテル内の会場で行われ、常務執行役員の新井卓也氏をはじめとした経営陣らが出席した。

”彩速ナビ”はいままで、フラッグシップとなる「TYPE-Z」と、ライトモデルの「TYPE-L」のみのラインナップだったが、2017年10月4日の発表会でその中間に位置する「TYPE-M」が追加された。

"彩速ナビTYPE-M"は、上位機種「TYPE-Z」の血統を受け継ぎながら、幅広いユーザー層に購入しやすい価格と先進の機能を兼ね備えた最新のAVカーナビゲーションシステムだ。

競争の激しいAVカーナビゲーション市場で、満を持して発表された先進のAVナビゲーション”彩速ナビ”シリーズとその他の新商品たち。

JVCケンウッドが自信をもってお届けする、新商品発表会の模様をレポートする!

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カーナビ戦国時代! ナビゲーション市場はこれからどうなる?

まず初めに登壇したのは、JVCケンウッド常務執行役員である新井卓也氏だ。いまや乗用車には必ずといって良いほど装着されているカーナビゲーションシステム。そのカーナビゲーション市場の動向とJVCのビジョンを新井氏は以下のようにコメントした。

「前年割れが続いていた自動車登録台数が2016年で回復基調に転じました。これに準じてカーナビゲーション市場もほぼ回復基調となっています。カーナビゲーション市場は10万円以下の価格帯のものが増加傾向にあり、単価ダウンが一層進行しています。その市場のなかで、どれだけ魅力のある製品を開発し単価アップを図れるか。これこそが我々の使命だと思っております。」

欲しい機能がオールインワン 今度の”彩速ナビ”はスゴいぞ!

ケンウッドの”彩速ナビ”シリーズではミドルクラスとなる今回発表された"彩速ナビTYPE-M"だが、その機能はとてもミドルクラスとは思えないほど充実している。

8インチサイズの「MDV-M805L」、7インチワイドサイズの「NDV-M705W」、7インチサイズの「MDV-M705」の3ラインナップ、そのすべてに同じ機能が搭載されているのはもちろんだが、"彩速ナビTYPE-M"は上位機種の「TYPE-Z」にも劣らない高性能ぶりだ。

「2011年2月に世に送り出した”彩速ナビ”は、彩り鮮やかで最高のレスポンス・スピードを実現し、多くのお客様に驚きの声をいただける商品となりました。目まぐるしく変わる時代の変化を先読みし、新たな驚きや発見を感じていただける商品を目指して”彩速ナビ”は日々進化を続けています。AVとナビゲーションが一体となった機能に加えて、渋滞情報などのインフォメーション機能が付与されているのは今や当たり前ですが、我々はここにドライビングコンディション(運転状況)をさらに追加し、新たな領域に到達しております。真の意味でドライバーをナビゲート、そしてアシストしてゆくAV一体型ナビゲーションの”彩速ナビTYPE-M”はすべてのお客様に感動と驚きを感じていただける商品になったと自信を持っております。」と、商品企画部の渋谷栄治氏はコメントした。

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カーナビの新たな時代が来た!  最新ナビを彩速でゲットしよう!

発表会の会場には、"彩速ナビTYPE-M"を搭載したデモカーや体験コーナーが用意されていた。その性能や機能、またクラス最高の音質を実現したという"彩速ナビTYPE-M"を感じてみたいと思い、筆者もデモカーに乗って説明を受けてみた。

まず驚いたのが、ナビ画面の直感的な操作だ。今やタッチパネルディスプレイは当たり前だが、多くの他社製品はディスプレイに表示されたボタンをプッシュするタイプのもの。"彩速ナビTYPE-M"は従来の「ボタンプッシュタイプ」に加え、拡大縮小やメニューの表示などの操作を「ピンチ」や「スワイプ」で操作できるうえ、動きにラグがなくサクサクと操作できる。

この操作感はまるでスマートフォンのよう! スマートフォンに慣れた現代人ならばこの方がずっとカンタンに操作できるし、ナビ操作のイライラを感じることも少ないだろう。

デモカーには同シリーズのスピーカーである「USシリーズ」が装備されていて、いち早くその音質を体験することができた。

「USシリーズ」のスピーカーと"彩速ナビTYPE-M"のサウンドから感じた第一印象は、ダイナミックでスピード感で溢れている! というもの。

2WAYタイプのスピーカーにありがちな、中音域と高音域の繋がりの悪さも無く、クリアな高音でありながらツイーターだけが”シャリシャリ”鳴っている感じが無い。

ミッドレンジから出るサウンドにはズッシリした低音こそあまり感じないものの(そもそもミッドからあまり極端な低音を出すのは色々良くないのだが)、キレがよくパンチの効いた低音だと感じた。これなら低い音量で聞いていても十分満足できると思うし、逆に大きな音量で聞けばライブ会場にいるかのような臨場感を感じることができるはずだ。

"彩速ナビTYPE-M"AV一体型カーナビゲーションの気になる価格は「オープン価格」となっているが、想定実売価格は9万円~11万円程度になりそうとのこと。この値段ならハッキリ言って”買い”の一台だ。

販売開始時期は10月中旬から11月中旬とのことで、発売に合わせて”彩速キャンペーン”というキャシュバックなどを含めたおトクなキャンペーンも展開されるぞ。気になった方は量販店などに問い合わせてみてはいかがだろうか?

ケンウッドが贈る最新カーナビゲーション"彩速ナビTYPE-M"シリーズに、カーナビゲーション市場の新たな時代の幕開けを見た気がした!

[Text/Photo:松田 タクヤ(オートックワン編集部)]

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筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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