トヨタ クラウンマジェスタ 新車発表会速報
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5代目クラウンマジェスタ誕生
トヨタは26日、5代目となるクラウンマジェスタを発表した。新たにV8 4.6Lエンジン(2WD)を搭載した新型クラウンマジェスタは、トランスミッションに8速ATを設定。そして従来のV8 4.3Lエンジン(6速AT)は、4WD車への専用搭載となる。
新型クラウンマジェスタの注目は、なんといっても室内空間。インパネやシフトレバー、ステリングホイールに本杢をふんだんにあしらった内装は、まさに贅を極めたといった様子。クラウンオーナーの心を掴んで離さない、独特の魔力みたいなものを感じたほどだ。
他にもホイールベースを75mm延長したことにより、前後席間距離も大幅に拡大。後席に関してはレクサスLSに匹敵する広さを有している為、余裕はたっぷり。こちらは是非試乗の際にご自身で確かめていただきたい。
一方燃費面では9.4km/Lと、同セグメントではトップの数値をマーク。さらに安全面でも出会い頭の衝突に対応する世界初の“前側方プリクラッシュセーフティシステム”や、これに連動して後席乗員の姿勢を適切にポジショニングしてくれる“プリクラッシュシートバック”を設定。王者に相応しい、高い安全性を備えている点もさすがだ。
新型クラウンマジェスタの開発を担当した下村修之チーフエンジニアは、「快適とは一体何かということを、原点に返って一から作り直した。日本を牽引するビジネスリーダーの方達に是非乗っていただきたい」とコメントした。
トヨタブランドが送り出す最高級車“クラウンマジェスタ”。こういったクルマが飛ぶように売れる日は来るのだろうか。
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