ホンダが2モーターハイブリッドを搭載した新型CR-Vハイブリッドを発表!【上海ショー2017】

ホンダが2モーターハイブリッドを搭載した新型CR-Vハイブリッドを発表!【上海ショー2017】
ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-V(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-V(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】 画像ギャラリーはこちら

5代目CR-Vへ新たに追加されたハイブリッドモデル

1994年に日本で発売が開始された初代CR-Vから数えて、5代目となるホンダ CR-Vに追加されたハイブリッドモデルが上海モーターショーで4月19日現地時間14時(日本時間同日15時)にワールドプレミアとして発表された。

日本では4代目CR-Vが2016年9月で販売を終了。5代目CR-Vは昨年10月に北米で発表・発売されており、従来の2.4リッター 直噴DOHC i-VTECエンジンに加え、新開発の1.5リッター 直噴ターボエンジンを搭載したことで話題を集めた。

>>日本では買えないHONDA車「ホンダ 新型CR-Vハイブリッド」上海ショー フォトギャラリー

ホンダ 新型 CR-V(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】
ホンダ 新型 CR-Vハイブリッドが発表された上海ショー2017 ホンダブース プレスカンファレンスの模様

今回、上海モーターショー2017にて披露された5代目の中国仕様では、新開発のハイブリッドエンジンを搭載。北米仕様にも搭載される新開発1.5リッター直噴ターボエンジン版との二本立てとなる。中国ではフルモデルチェンジを表す『全新一代』という言葉でにぎにぎしくお披露目された。

なお、中国では東風本田汽車(東風とホンダの合弁会社)による第一号車として2代目CR-V(後期型)が2004年4月から生産が開始されている。新型CR-Vは先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をはじめ、充実した装備を採用し、中国では2017年後半の発売が予定されている。

新型CR-Vに搭載された新型ハイブリッドエンジンとは?

ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】
ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】ホンダ アコードハイブリッド用ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」

現在、ホンダには新しいハイブリッド方式として以下の3種類がある。

1.1モーターの「SPORT HYBRID i-DCD」フィットやフリードに搭載

2.2モーターの「SPORT HYBRID i-MMD」新型アコードに搭載

3.3モーターの「SPORT HYBRID SH-AWD」→新型NSXや新型レジェンドに搭載

このうち、新型CR-Vに採用されたのは2番の2モーターを搭載した”スポーツハイブリッド i-MMD”。

i-MMDとはintelligent Multi Mode Drive(インテリジェントマルチモードドライブ)の意味で、EVドライブモード、ハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードと呼ばれる3つの走行モードを用意する。

ホンダが新たに開発したこのi-MMDでは発電用と駆動用それぞれのモーターと、ハイブリッド専用エンジンを備える2モーターハイブリッドシステムにより、EVドライブモードでは、文字どおりバッテリーの電気を走行用モーターに送って走行。ハイブリッドドライブモードは、バッテリーの電気だけで足りないときにエンジンを使用するが、この際、それまでのハイブリッドエンジンのように、エンジンの力を直接タイヤに伝えるのではなく、発電用モーターを回して発電し、その電気で走行用モーターを動かしてタイヤを回す、という流れとなるのが大きな特徴となる。

5代目CR-Vは過去最大のボディサイズ

ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】
ホンダ 新型 CR-V 1.5リッターガソリン直噴ターボエンジン搭載モデル・北米仕様(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】

ホンダCR-Vは1995年の初代デビューから代を経るごとに大型化し3代目以降はプレミアム感漂うミドルクラスSUVに昇格した。ボディサイズも初代と5代目を比べると、全長200mm、全幅約100mmと大幅に拡大。5代目では過去最大のボディとなっている。

エクステリアデザインももはや初代~2代目までの面影などみじんもなく、伸びやかなボンネットラインやロングホイールベース、短いリアオーバーハングにより、洗練され引き締まったエクステリアデザインを表現。ウイング形状のLEDポジショニングライト、ワイドに張り出したフェンダー、シャープで力強いフロント周りなどアグレッシブな印象も与えている。全グレードに17または18インチアルミホイールを設定。「液封コンプライアンスブッシュ」を採用したフロントストラットサスペンションとリアマルチリンクサスペンションにより、上質で快適な乗り心地を実現している。

中国ではハイブリッドでさえもエコカーとしては厳しい?

ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】
ホンダ 新型 CR-Vハイブリッド(日本未発表・未発売)【上海ショー2017】

中国では急速にエコカー化が進んでおり、自動車メーカーには排出ガスのクリーン化、燃費の向上、そして電動化の3つの領域すべてにおいて世界最高レベルの達成を求められている。もはや、ハイブリッド車レベルでは、エコカーとして認めてもらえないという状況になりつつあるのだ。街中を走るバイクもほとんどが電気バイクで音もなく静かに何十台ものバイクが走る光景は異様ともいえる。(しかも夜、ヘッドライトを付けずに走っている電動バイクが多くあり、怖い!)

上海モーターショーの会場ではCR-V ハイブリッドをはじめ、このあとも電動化に向けた商品の投入を加速させることが発表された。そして早くも2018年には中国専用モデルの新型電気自動車の発売が予定されている。

[レポート:加藤久美子]

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加藤 久美子
筆者加藤 久美子

山口県下関市生まれ 自動車生活ジャーナリスト 大学時代は神奈川トヨタのディーラーで納車引き取りのバイトに明け暮れ、卒業後は日刊自動車新聞社に入社。出版局にて自動車年鑑、輸入車ガイドブック、整備戦略などの編集に携わる。95年よりフリー。2000年に第一子出産後、チャイルドシート指導員資格を取得し、チャイルドシートに関わる正しい情報を発信し続けている。 得意なテーマはオリジナリティのある自動車生活系全般で海外(とくにアメリカと中国)ネタも取材経験豊富。愛車は22年間&26万km超の916アルファスパイダー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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