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試乗レポート 2015/7/6 11:23

フェラーリ カリフォルニアT「実用性を備えた日常使いのフェラーリ」 ~岡崎五朗のクルマでいきたい(ahead)~

フェラーリ カリフォルニアT「実用性を備えた日常使いのフェラーリ」 ~岡崎五朗のクルマでいきたい(ahead)~

実用性を備えた日常使いのフェラーリ

カリフォルニアは、フェラー リの現行ラインアップのなかでもっともユーザーフレンドリーなモデルだ。

まず価格が安い。といっても2,450万円するのだが、3,000万円オーバーが当たり前になっている最近のフェラーリのなかではもっとも安い。

優れた実用性が備わっているのも特徴だ。フェラーリ=ミッドシップというイメージが強いが、カリフォルニアはFR。このFRレイアウトがもたらす最大のメリットが後席だ。

フェラーリ 1カリフォルニアT
フェラーリ 1カリフォルニアTフェラーリ 1カリフォルニアT

大人がマトモに座れるような代物ではないが、あるとないとでは日常の使い勝手がまったく違う。

エンジンがドライバーの背後にあるミッドシップに二人で乗り込むと室内にはほとんど荷物が置けなくなるが、カリフォルニアは小さな後席スペースにブリーフケースや脱いだジャケットを置くことが可能。しかもシートを倒せばトランクスルーになるからスキーだって積み込めるし、リトラクタブル・ハード・トップを閉じている状態なら荷室も大きい。

後席レス仕様を選べばゴルフバッグが2個積める。そう、カリフォルニアは毎日乗れるスポーツカーの代表格として知られるポルシェ 911に勝るとも劣らない実用性を備えているのだ。

そんなカリフォルニアがカリフォ ルニアTへと進化した。Tとはターボの意で、従来の4.3リッター V8自然吸気から3.9リッター V8ターボへと換装することでパワー向上と燃費低減の両立を図った。

ピークパワー向上もさることながら、もっとも変わったのは一般道でよく使う低中回転域のトルクの厚みが増したこと。結果として街中での乗りやすさは明らかに向上した。トップエンドの突き抜け感はちょっとスポイルされたものの、毎日乗れるフェラーリというキャラクターを考えると正常進化であるのは間違いない。

肩から力を抜 いて優雅にフェラーリライフを楽しみたい…そんな注文に応える、ある意味もっとも贅沢なフェラーリと言えるのかもしれない。

フェラーリ カリフォルニアT

“ エクスクルーシブかつエレガンスで、スポーティー&機能性に富む”という、1950年代から続くカリフォルニアならではの特徴を引き継ぐモデル。カリフォルニア購入者の7割は新規のフェラーリオーナーだそうで、Tも「日常のフェラーリ」というキャッチフレーズのとおり、日常使いを意識した作りとなった。トランク容量はルーフを閉じた状態で370Lを確保、燃費は15%改善。リトラクタブル・ハード・トップは14秒で開閉可能。

フェラーリ カリフォルニアT 主要諸元

車両本体価格:¥24,500,000(消費税込) / 全長× 全幅× 全高(mm):4,570×1,910×1,322 / 車両重量:1,625kg / エンジン:直噴90度V型8気筒 / 総排気量:3,855cc / 最高出力:412kW(560cv)/7,500rpm / 最大トルク:755Nm(77kgm)/4,750rpm / 最高速度:316km/h / 燃費:10.5L/100km

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