ダイハツ ブーン ルミナス 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:村西 一海
“ブーン ルミナス”誕生
ダイハツから、1.5Lの7人乗りコンパクトミニバンの誕生である。その名も“ブーン ルミナス”。つまりあのちっちゃくてカワイイブーンの7人乗りキャビンである。先にお伝えしておくと、こちらはパッソ セッテという名でトヨタへOEM供給も行っているモデルだ。
経緯はダイハツが“ブーン ルミナス”の開発を行っていたところ、トヨタ側の新たなニーズと一致。その後両社で企画開発設計と煮詰めて行き、結果出来上がったのがこの“ブーン ルミナス”と“パッソ セッテ”の2台というわけである。生産に関しては両車ともダイハツが一挙に引き受ける。
ホンダのフリードと真っ向から勝負する“ブーン ルミナス”。まずデザインはブーンのボディを太らせて7人乗りにしたのかといえばそうではなく、ブーン ルミナス専用のデザインが新たに施されている。まず目に付くのはワンモーションのフォルムライン。フロントバンパーから一気にルーフエンドまで、一筆描きのアーチが特徴だ。これによりコンパクトなボディに7人が座れる空間が確保できた。実際乗ってみると、明るい印象で外からは想像しがたい余裕を持たせた空間設計が施されており、まずは、これで充分といった感想だ。
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