【試乗】シボレー 新型 コルベット(C7) クーペ Z51[7速MT] 国内初試乗レポート/今井優杏(3/4)

【試乗】シボレー 新型 コルベット(C7) クーペ Z51[7速MT] 国内初試乗レポート/今井優杏
CHEVROLET CORVETTE COUPE Z51(シボレー 新型 コルベット クーペ Z51)[C7] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] 画像ギャラリーはこちら

V8 6.2リッターエンジンはV4 3.1リッターにも変化する!?

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

搭載されるのはV8 6.2リッター直噴エンジン。しかし長いボンネットを開ければ、そこには驚くほどの隙間に囲まれ、ちんまり収まった小さなエンジンがぽつりと鎮座していることに気付くだろう。

これこそが流麗な薄いロングノーズと軽量化、そして低車高を叶えた立役者、スモールブロック・エンジンで、直噴と可変バルブタイミング、それからGM初の気筒休止システムAFM(アクティブ・フューエル・マネジメント)を備えた『クリーンなコルベット』をアピールするカナメとなっている。

AFMは史上最強の名にふさわしく、通常はなんと466ps/ 630Nmという、馬力だけ見ればあわやスーパーGTの500クラスにも届きそうなほどのそら恐ろしいパワーを発生させるエンジンだが、高速巡航時などの軽負荷時には半分のシリンダーにお暇を出して燃費の向上に努めるというもの。つまりタラっと流しているときは自然と3,1リッター V4エンジンになり、128ps/ 300Nmに出力が抑えられるというわけだ。

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7) 試乗レポート/今井優杏 10

ちなみにこの気筒休止のつなぎ目、正直言ってさっぱりわからない。いつ止まっているのか感じようとするのは至難の業だ。まあでも知らない間にちゃんとクルマがエコしてくれるんなら、こんな有り難い話はない。ちなみに、再加速したい際なんかは、アクセルを踏み込めばまた、何事も無かったように獰猛なトルクが生まれる=V8復活、となるから心配ご無用。

それにどの回転数にあってもかなりのトルクを生む高性能な直噴制御がくみ合わさり、しかもギアを自分で選択出来るMTで、さらに駆動はFRだってんだから、面白くないワケがない。さらに言うならこれだけのスペックを備えながらこのクルマ、とても軽いのだ。なんと1,540kg。しつこいようだがこれに466psが乗っかるのだ。海洋を爆進する暴れエイである。

『ドライバー モード セレクター』で暴れエイがさらにパワーアップ

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

加えてシフトノブ手前のダイヤルで操作出来る『ドライバー モード セレクター』でドライブモードをウェザー、エコ、ツアー、スポーツ、トラックの5種類から選択することが可能だ。

デフォルトはツアーに選択されていて、エコとウェザーはレスポンスがルーズに、スポーツ→トラックとスパルタンになる。

制御されるのはスロットル開度、シフトモード(AT車の場合)、AFM(アクティブ フューエル マネジメント)、エキゾーストモード、ステアリング、マグネティックセレクティブライド(サスペンションの減衰力制御)などなど、多岐にわたるがどれも細かく好みの走行に最適化されるのだ。

スポーツとトラックに合わせればインパネのメーターのディスプレイも変化し、エキゾーストもガウン!と獰猛に変化するから、ちょっとダイヤルを回しただけで、人馬共にイケイケモード全開になれる。暴れエイがさらにパワーアップしちゃうんである。

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シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7) 試乗レポート/今井優杏 7

それがどんだけのもんかというと、大概の人が『どこまでも限界を体験出来ない』ってことだ。どんな急勾配の坂道の途中でも踏めば底なしに加速していく感じは“トルクフル”なんて一言で表現出来るようなパワーではない。そこで3速ギアなんで選んでいたら、あっというまにGでシートに身体を押し付けられる。

嘘じゃなく『あ…背中を蹴り出されるような加速感ってコレなのね…』と力ずくで納得させられてしまうのだ。その快感ったらない。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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