【試乗】シボレー 新型 コルベット(C7) クーペ Z51[7速MT] 国内初試乗レポート/今井優杏(1/4)

【試乗】シボレー 新型 コルベット(C7) クーペ Z51[7速MT] 国内初試乗レポート/今井優杏
CHEVROLET CORVETTE COUPE Z51(シボレー 新型 コルベット クーペ Z51)[C7] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック] 画像ギャラリーはこちら

8年の沈黙を破り、史上最強のコルベットがやって来た!

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

ついに8年の長い沈黙を破って、あの伝説のマシンが帰って来た!

…な~んて、まるで映画のキャッチコピーのようだが嘘ではない。誕生から60周年を迎え実に7代目となる「シボレー コルベット」、通称C7がフルモデルチェンジで完全復活を遂げたのだ。しかも史上最強のコルベット、いや、史上最強のスポーツカーと言っても過言ではないスペックに、欧州勢にはないブリっとパワフルなデザインを纏っての堂々のカムバックである。

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

事実、試乗会場にずらっと並んだ実車から醸し出されるオーラと言ったら圧巻だった。こんな団体が高速道路なんかで追走してきたら本気ですぐにどく。それくらいの強い“押し出し感”は他のどの国にも迎合しない強烈な個性を放ってはいるが、きちんと正当進化というか、時代の空気を読んだ演出が特に印象的だ。

さすがアメリカンスポーツカー!と唸らせられるブリブリに盛られたボンネットやボンネット中央の穴“ボンネットベント”、前後フェンダー形状に代表される筋肉モリモリなマッチョさも持たせながら、HIDヘッドランプに代表されるライト類はフロント・リア共にきっちりと近年風にクールに味付けされている。

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シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

しかも伝統的なスポーツカーボディ、つまりロングノーズ&ショートデッキをなめらかな流線型状に仕立て上げた。それはまるでカリフォルニアあたりのセレブリティに絶大な人気を誇る低環境負荷車…たとえばフィスカーやテスラに相通ずるような、クリーンなイメージを彷彿とさせる先進感を覗かせていると感じたのだが、その推測はあながち間違ってはいない。

コルベットは前時代的な“アメ車”のイメージに代表されるような、ガソリンをひたすらに喰い漁るモンスターカーなんかではなく、スタイリッシュでスマートでハイテクなクルマだということを示したかったのだ。

エイエイエイ、控えおろう! このエイの印籠が目に入らぬか!

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

そのデザインを語るにおいてハズせないのは、ボディにキラリと輝くアカエイ=スティングレイのバッジのこと。残念ながら日本では利権という大人の事情により(涙)その名はモデル名には組み込まれることは無いのだが、デザインの話のついでにエピソードだけは紹介したい。

本国ではその後のコルベットの性格を明確にした2代目モデル(1963年〜1967年)に与えられた『スティングレイ』というサブネームを、今回のC7コルベットは手にしているのだが、それは2代目と同じく『空気や水をできるだけ速く、効率的に切り裂くという機能から生まれた美しさ』を、C7もまたデザイン・コンセプトに掲げたからだ、と同社エクステリアデザイン・ディレクターのトム・ピーターズは語っている。

シボレー 新型 コルベット クーペ Z51(C7)[ボディカラー:トーチレッド/インテリアカラー:ジェットブラック]

さらに言うなら、これはゼネラルモータース・ジャパン株式会社のコミュニケーションズディレクター兼先進技術ディレクターのジョージ・ハンセン氏から聞いたのだが、実は当初、C7はスティングレイの名を冠する予定ではなかったという。

しかしデザインが成熟してくる中で『これは間違いなくスティングレイだ』という共通認識が高まり、このバッヂを得るに至ったという。

つまりC7もまた、特別なモデルであるということの“お墨付き”、エイの形の印籠を携えた、気合いの入りまくったモデルだということをお分かりいただけただろうか。

[次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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