BMW 6シリーズ カブリオレ 試乗レポート/石川真禧照(1/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
BMW新型6シリーズ、まずはカブリオレから。
BMW6シリーズは、5シリーズのコンポーネントを用いて、2ドアのパーソナルモデルに仕立てられたシリーズ。クーペとカブリオレの2モデルをラインナップし、価格は1000万円クラス。
高価なモデルだが常に安定した人気を得ており、毎年輸入されるモデルの台数はそう多くないものの、確実に購入希望者の手へと行き渡っている。
3月に日本デビューをした新型6シリーズは、なんとクーペではなく、いきなりカブリオレだった。もちろんクーペも本国ではデリバリーされているのだが、季節を考えるとカブリオレをまず投入したほうのが注目度が高いと、BMWは判断した結果らしい。
新型6シリーズカブリオレは640iと650iの2グレードを用意。それぞれに搭載されるパワーユニットは、640iが直列6気筒の3リッターDOHCターボで、320馬力、600Nmのトルクを発生するエンジンを搭載。次いで650iはV8の4.4リッターDOHCツインターボで、407馬力、600Nmのエンジンが与えられている。組み合わされるトランスミッションは最新の8速ATだった。
そして640iにはアイドルストップ装置も組み込まれている。ブレーキ回生システムは640i、650iともに備わっており、高性能だけでなく、エコにも気を配ったラグジュアリーカブリオレとして日本へやってきたのだ。
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