BMW 6シリーズ カブリオレ 試乗レポート／石川真禧照(3/4)
- 筆者： 石川 真禧照
- カメラマン：オートックワン編集部
アイドルストップ搭載の640i、ストップ＆スタートのスムーズさは今後の課題か
試乗は640iから。
コンソール上のスイッチで総合制御のダイナミック・ドライブ・コントロールのコンフォートモードを選択。ダッシュボード中央の大画面にサスペンションの構造図が表示される。
コンフォートモードの乗り心地は路面からのザラツキは伝わるものの、上下動はしなやか。信号でクルマが停止すると、エンジンストップ。ブレーキペダルを離すとエンジンがかかる。この時のショックとタイムラグはやや大きめだった。高級車ならもう少しスムーズさがほしいところだ。
コンフォートモードからノーマル、スポーツモードに切り替えてみる。これでわかったのは、乗り心地はノーマルモードがベスト。スポーツ、スポーツプラスはエンジンが常に2000回転以上を保つようにシフトするので、エコ派には不向き。
加速はノーマルモードのＤレンジでも０～１00ｋｍ／ｈを５秒台で走りきる実力があるので十分だ。
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1947年東京都生まれ。1970年日刊自動車新聞社入社。翌年同社退社後、フリーの自動車評論家となる。1982年「I.W.OFFICE」を設立し、自動車を中心としたメディア活動を開始。「自動車生活探検家」として、『GORO』『DIME』（小学館）、『HOT DOG PRESS』（講談社）、『カーセンサー』（リクルート）など多数のメディアで活躍、現在に至る。日本モータースポーツ記者会会員。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。記事一覧を見る
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