アウディ 新型TT RSクーペ 新車発表会速報
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
伝統復活!5気筒TFSIターボ搭載のTT RS登場!
アウディが2010年2台目の新型モデルを発表した。その名は「TT RSクーペ」。お気づきの人もいると思うが、アウディブランドの中でもトップエンドモデルだけに許されるRSが示すとおり、TT RSクーペはTTシリーズのハイエンドスポーツモデルだ。
特筆すべきは、なんと言ってもTT RSクーペのために新開発された最高出力340PS、最大トルク450Nmを発揮する2.5リッター直列5気筒TFSI直噴ターボエンジン。これに6速MTとクワトロシステムを介し、最高速度250km/h、0-100km/h加速4.6秒と同クラスのライバル車を圧倒的に凌駕するそのパワーは、まさにTTクーペのトップエンドモデルに相応しい実力を持っている。
近年のアウディにはこの5気筒エンジンの採用は無かったが、アウディクワトロをはじめ、一時代を築いた数々のモデルが5気筒を採用していた。その伝説を再び彷彿とさせるべき投入されたのが、このアウディTT RSだ。
もちろん、高い動力性能に目がいくが、10・15モード燃費では10.6km/L、CO2排出量は219g/kmを実現するなど高い環境性能をしっかり両立させているのも注目だ。
その他にも大型のフロントエアインテーク、専用デザインのリヤディフューザーインサートなど、TTクーペとの差別化もしっかりされている。
発表会ではTT RSを実際にサーキットでテスト走行したレーシングドライバーの荒聖治さんも登場し、このTT RSについて「自分の思い通りのラインできちんと走れ、低回転域から高回転域までしっかりとエンジンが回るので、乗っていて本当に楽しいクルマ」とコメントしていた。
価格は8,350,000円(税込)で、2010年度の日本での販売目標台数は100台。
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