家族にウケがいいドライブ作法入門/その3)そういうオマエはど~なんだ!編

家族にウケがいいドライブ作法入門/その3)そういうオマエはど~なんだ!編
清水草一氏(車種は電気自動車 ジラソーレ) 清水草一氏(車種はボルボC30) 画像ギャラリーはこちら

家族にウケがいいドライブ作法入門/その3)そういうオマエはど~なんだ!編

パパは運転中いつもほがらかでいて、しかも頼れるキャプテンであれ・・・。そんなこと言われたら「そういうオマエはどーなんだ!」と思われることでしょう。

そこで私も、家内に聞いてみました。すると、予想通り「基本的には満足」とのこと。

特に、「若い頃はものすごく飛ばしていたけど、めっきり運転が穏やかになったこと」と、「車内でものすごく気がつく」点は二重マルとのことでした。

清水草一氏(車種は電気自動車 ジラソーレ)

そう、私は常に車内では頼れるキャプテンでありたいと思ってるので、家ではそうでもないですが、車内ではものすごくマメなのです。

以前やった「女性にウケがいいドライブ作法」を、ほぼそのまま家族に対して行っています。さすがに「助手席のドアを開けてあげる」は滅多にやりませんが。

みなさんも、「釣った魚にエサはやらない」なんてセコいことは言わずに、どんどんサービスに努めましょう!

ただ、家内の不満も、その「マメさ」に対するものでした。

清水草一氏(車種はボルボC30)

「あまりにもマメすぎて、しょっちゅうよそ見をしているので、助手席に乗っていて不安になる」というのです!確かに私は、車内では至れり尽くせりをモットーにするあまり、運転しながらいろんなところに目を配っています。というか第一に同乗者の顔をしょっちゅうチェックしています。

後席のガキどもについても、運転中振り返って確認し、いろいろ世話を焼いていました。そのたびに「やめて~、ちゃんと前を見て運転して!」と言われたものです。

その他、日差しが暑そうだと思えば助手席の家内のサンバイザーを下ろしたり、音楽を変えたり、アメを渡したり、あらゆることをしています。「運転以外のことをやってくれすぎるので怖い」ということでした。反省。

実は私は15年ほど前、フェラーリでサーキット走行をした帰路、ミニバンで同行した家族が料金所手前で横に並んだ際、横を見て手を振っていて前車にオカマを掘ってしまったという前科があるのです!その時3歳だった愚息は「父さん死んじゃった!」と言ったそうです。

わき見運転はイカンです。

MJブロンディの「ひとりごと」

その他家内には「狭い路地の交差点で減速しないのがちょっと怖い」とも言われました。

私は住宅街では常に徐行していますが、交差道路に一時停止義務があってこちらが優先道路の場合は、いちいちブレーキを踏むとウザいので、アクセルから足を離してブレーキの上に移動し、「いつでも踏み込める態勢」を作るだけにしています。

アクセルからブレーキに足を踏みかえるのには、約1秒もかかってしまい(一般ドライバーの平均)、その間に出会い頭の衝突の危険が生じます。

なので私は、何か飛び出して来たら瞬時に減速できるようにしているのです。

しかし家内は、自分が運転する時はいちいち軽く減速までしているので、減速Gを出さない私の運転に不安を感じるとのことでした。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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