北海道~東京1300キロ、ボルボ V90 クロスカントリーで”移動の自由”を満喫する旅へ(1/3)

北海道~東京1300キロ、ボルボ V90 クロスカントリーで”移動の自由”を満喫する旅へ
VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

輸入車の注目株、ボルボ V90クロスカントリーで”移動の自由”を愉しもう

日本でも赤マル急上昇中のボルボ。2016年(1月~12月)の新車登録台数は、前年比7.8%増となる14,543台と発表された。台数だけ見ると他の輸入車のそれと比べてそれほど多くはないのだが、世界で年間50万台レベルとなるボルボのグローバルセールスにとっては、日本は世界トップ10に入る重要な市場の一つとして認識されている。そのため、タイムラグの少ないニューモデルの投入も可能で、2017年3月のジュネーブショーで発表された2代目の新型XC60も本年度中に導入予定だそうだ。

2017年のセールスも大きな成長が期待されているが、それを大きく後押しするのが「V90/S90シリーズ」である。すでにノーマルのボルボ 新型V90・S90と、スポーティなV90 Rデザインには今井優杏さん、クロスオーバーSUVのV90 クロスカントリーは山田弘樹さんがそれぞれ試乗インプレッションを行なっているが、今回は何と北海道~東京約1300kmを走る“超”ロングツーリング。クルマならではの「移動の自由」を活かした旅のレポートをお届けしたい。

>>[旅の想ひ出]初夏の北海道・東北フォトギャラリー[画像105枚]

”自由すぎる”スケジュールにひとりワクワクする!?編集部スタッフ

VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ

スケジュールは1泊2日で、1日目:9時半に北海道の新千歳空港から出発→20時ごろまでに函館着で宿泊、2日目:7時40分の青函フェリーに乗船→青森到着後はその日中には東京着・・・とかなりアバウト(!?)で、その間の行程は各編集部の裁量となっている。ルート設定は「私にお任せください!」と言う編集部Tに託したが、鉄道&グルメの旅にならないことを祈りつつ(笑)。

◎前回の鉄道&グルメの旅(!?)はこちらから

「きかんしゃトーマス号」にあいたい!「ボルボ V70 T4 Classic」で行く静岡 1Day試乗レポート[2016/8/12]

[東京~新潟日帰り往復500km!]ボルボ 新型「XC60 T6 AWD」ツインチャージャーで行くロング試乗レポ[2016/2/15]

今回の旅の相棒は、XC90に続き新プラットフォーム”SPA”(スケラブル・プロダクト・アーキテクチャー)と新パワートレイン”Drive-E”を採用した“新世代ボルボ”第2弾、V90/S90シリーズの一員である「V90クロスカントリー」だ。2つのパワートレイン(“T5”2リッターターボ/“T6”2リッターツインチャージャー)と、2つのグレード(モメンタム/サマム)がセレクト可能だが、今回は最も売れ筋とも言える254ps/350Nmを発生するベーシックな2リッターターボを搭載する上級グレード「T5 AWD Summum(サマム)」だ。

ボルボ V90クロスカントリーを少しだけおさらいすると、V90をベースに、フェンダーエクステンションやスキッドプレート付きのバンパーによる専用エクステリアでSUVテイストをプラス。V90はFFモデルも用意されるが、V90クロスカントリーは全グレードAWD仕様。専用サスペンションの採用で最低地上高210mmやオフロードモード(デフロック&ヒルディセントコントロール稼働、パワートレインはトラクション重視のモード)を備えるなど、下手な本格SUV顔負けの機能もシッカリと備えたオリジナル度の高いモデルだ。

VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ
VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ

我々取材チームは、午前7時半羽田発のJAL503便で新千歳空港に8時半に到着。飛行機ならわずか1時間ほどの距離を、僕らはこれからクルマで移動する(笑)。

新千歳空港でクルマを受け取り「出発!」の前に、筆者の試乗前のお約束であるクルマの機能設定を“オレ様仕様”に調整した。XC90以降の新世代ボルボは、スイッチがたくさんが並んでいた特徴的な「フローティングセンタースタッグ」から、タッチスクリーン式の9インチの大型センターディスプレイ(タッチスクリーン式)に全面刷新。コンソール上の操作ボタンを大幅に削減し、タブレット端末を操作するようにエアコンやナビゲーション、オーディオなどの車載機能を直感的に操作することが可能だ。インターフェイスは大きく変わっているものの、実は調整するための階層は従来とそれほど大きく変わっていない。ただ、画面が大きく指紋の跡がやや気になるので、潔癖症の人はディスプレイ用のウエスが必携かも(笑)。併せてステアリングのショートカットスイッチやボイスコマンド(音声入力)も積極的に使いたい。

惜別! 2017年夏、小樽に行くなら必ず立ち寄りたい「石原裕次郎記念館」

VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ
VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤVOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ

新千歳空港からまず我々が向かった先は、小樽にある「石原裕次郎記念館」。これは第一弾が大好評だった「西部警察 特別機動車両 徹底研究」の追加取材のためで、決して私と編集部Tの個人的な欲求・・・ではない。ここでは約2万点の展示物の中に、TVドラマ「西部警察」で使用されたスーパーマシンたちも動態保存。こちらは別企画で随時お披露目していくので併せてご覧頂きたい。他のメディアでも発表されているが、今年の8月31日で閉館してしまうので、早めの来訪を!

[西部警察]DR30型 日産 スカイラインRSターボ ”RS-1”を徹底解析|特別機動車両 Vol.2[2017/7/28]

[西部警察 特別機動車両 徹底解析 Vol.1]特車サファリ、横浜に現る![2014/4/21]

名残惜しいが先はまだまだ長いので苦渋の決断(!?)で出発。編集Tは「函館までは長いのでお昼は軽くすませましょうね」(にやり)と言いながら、ちゃっかり行きたいお店をリサーチ済み。「港町の小樽なので魚かな?」と思いきや、若鳥半身揚げで有名な「なると本店」。食レポは編集部Tに託します(笑)。

60年の歴史を誇る小樽の名店”なると”でパリパリ・ジューシーな若鶏を食す

VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ
VOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤVOLVO V90 Cross Country T5 AWD 北海道→東京 長距離試乗レポート/山本シンヤ

はい、こちら現場の編集部Tです♪ 小樽で訪れたのは「若鶏時代 なると本店」。創業60年を超える、地元で愛され続けるお店です。名物は鶏の半身を素揚げした若鶏定食 1200円。これが平日のランチタイムなら1000円でいただけます。

前金でオーダーし席で待つと・・・キター! もうこのビジュアルだけでご飯ぱくぱく食べられそう。たまらずガブっとかぶりつくと、皮はパリパリ、中はジューシー! 嗚呼なんというシアワセ。食べ進めると丁度いいくらいの塩梅な味付けもいい。なるほど人気を集めるのもわかります。

この勢いで単品メニューからザンギ(鶏のから揚げ)も追加。こちらはなかなか濃いめの味付けでビールに合いそう♪ 満足満足・・・ごちそうさまでした。現場からは以上です。山本さーん。

◎若鶏時代 なると本店

■住所:北海道小樽市稲穂3-16-13/電話:0134-32-3280/営業時間:11:00~21:00(LO20:30)[Webサイト:http://otaru-naruto.jp/ ]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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