クルマ×自転車で旅が加速する。ボルボ V60で駆け抜けた「弾丸・南アルプスツアー」【PR】(1/4)
- 筆者: 大城 実結
- カメラマン:佐藤 正巳/小林 岳夫 協力:ボルボ・カー・ジャパン
自転車好き女子がクルマに愛車を積んで出発!
クルマ×自転車で旅に新たな可能性を。普段はロードバイクや小径車でツーリングを楽しむ筆者が、クルマにロードバイクを積んで旅へ出てみた。今回の相棒はボルボ V60。快走路や絶景、温泉、おいしいもの……。向かったのは長野県・蓼科高原だ。
と、今回の旅を始める前に、軽く自己紹介。みなさんはじめまして。ひとり旅と自転車、温泉、お酒を溺愛するフリーランスライター・大城実結です。某誌ではミユミユさんという名前で呼ばれています。どうしましょう?(笑)今回は自転車好き女子の私が、走りたいけれども公共交通機関ではアクセスし辛い自転車コースまで、ボルボに愛車を積んで行ってしまおうという企画です。
余裕で愛車を積めるラゲッジスペースに感動
かくいう筆者は緊張していた。なんてったってボルボだ。数年前にサビかかったMTの中古軽自動車を唸らせ、近所のスーパーに通っていた一般庶民代表の筆者の手も、そりゃあ震える。
今回お借りしたボルボ V60はステーションワゴンで、大きな荷物もたっぷり積載できるという心強い相棒。さっそく我がロードバイクを輪行袋に入れた状態で積んでみる。さてトランクを開けてみようとテールゲートの裏側をまさぐっていると、何らかのボタンに手が触れる。すると「ピピッ」という軽快な音を立ててトランクが開くではないか。何気ないことだが、これはかなり便利だ。
重量物を抱えた状態でのトランクの開閉はなかなか骨が折れるもの。それがボタン一つ押すだけで楽々開閉できるのだ(ちなみに足をバンパーの下に突っ込んでもトランクが開けられるのは後で教わった)。
そして後部座席を起こした状態で自転車をイン。前後輪を外した状態ならばすっぽりとトランクに収まる。これであれば、あと2台は積み込めそうだ。
「自動追尾って怖くない?」という意識を蹴飛ばす、安心感
自転車の固定と養生を行い出発進行、目指すは長野県の蓼科高原にある白樺湖だ。標準装備のカーナビは、他に類を見ない縦型のディスプレイが特徴的で、タッチの感度も抜群だ。目的地を設定し、「さて」と意気揚々と進行方向を見据える。……あれ、何か目の前に数字が見えるぞ? 緊張のあまりとうとう幻覚まで現れてしまったか、やれやれ。
「あのゥ、目の前に数字らしきものが見えるんですよねえ……」と、ぼそぼそ告げる筆者に、編集氏は「それは見えても大丈夫なものです」と説明してくれる。これはヘッドアップディスプレイという装備で、速度やカーナビ情報などドライビング時に必要な情報を表示してくれる機能だ。実際に走行すれば一目瞭然で、現在の走行速度や分岐点などが次々と目の前に現れる。走行中にカーナビやメーターに視線を動かす必要もないため、緊張していた筆者にとっても心強かった。
さらにこれだけではない。高速道路に入り、穏やかに流れる走行車線を走っている時だった。編集氏が「では、そろそろですかね」とハンドルの左側に付いているとあるボタンを押す。「はい、もうアクセルとブレーキから足を離して大丈夫ですよ」とのこと。……これはもしかすると?
「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付ACC)ですね」
前方車両との車間距離を調整する機能で、加速、巡航、原則、停止を全て自動で行ってくれるのだ。つまり運転手はハンドル操作をしているだけでいい。それでも筆者は古い人間、「いやいやいや、さすがにブレーキから足を離すのは怖いっす。大丈夫なの?」と内心震え上がっていた。が、その不安感も一網打尽にするのがV60。前方を走行するクルマの減速に合わせて、スルスルと穏やかに加減速を繰り返してくれる。さらに「パイロット・アシスト」をオンにすれば、左右の白線を検知しハンドリングを自動で手助けしてくれる。運転手はクルマが誘うままに、どっしりと構えていればいいのだ。ここで筆者は気付いた。
「あ、これは私が運転するより上手だぞ」
こうなれば最初の半信半疑はどこへやら。いつしか「わはは、あっぱれ」と、ふてぶてしく腰掛けたのであった。
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