美味を目指し、ボルボV60 T4[2013年モデル]でいざ会津へ!~ボルボ V60 ロングドライブ 試乗レポート~/今井優杏(4/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:ボルボ・カー・ジャパン/オートックワン編集部
恐るべし! ラーメンを朝から食している喜多方市民
さて、会津と言えば忘れてはならないのが喜多方ラーメンだが、本場喜多方では“朝ラー”、つまり朝からラーメンをいただく文化があるのだという。 グルメに関しては郷に入れば従っちゃいたい我々、翌朝わざわざ早起きをして、しっかりといただいてきた。
「喜多方ラーメンは魚出汁であっさりしてるから、“朝ラー”として食べられるのよ」と聞いていたが、我々が向かった『まこと食堂』のラーメンは思った以上にこってりしている。とはいえさすが喉越しのいい麺類であるからして、意外なほどにするすると胃に落ちて行くのが不思議なくらい。
澄んだスープに太ちぢれ麺がしっかり出汁を絡めていて、とても美味しい。「ちょっとヘビーかな」と思っていたが、なんと原稿を書いている今も明日の朝食べたくなっているくらい中毒性が高いのだった。おそるべし朝ラー。
(ちなみにT編集部員は、ラーメンに加えて同地方の別名物であるソースカツ丼も別注!していた。朝から食べると相当に重いので胃の強い人にしかおすすめしないが、これも美味!)
喜多方郊外、蕎麦の里「山都」(やまと)へと向かう
『まこと食堂』を後にして、ボルボの撮影をしつつ次に我々が向かったのは喜多方市郊外の山都(やまと)町というエリア。
このあたりまで来るのにははるばる山道を越えて行くのだが、ここでは先述の肉食ターボがいい仕事をしてくれた。
つまり登坂での再加速、コーナーの出口あたりでアクセルを踏み足してもすぐにトルクが生まれるので、余分な失速をしないで次のコーナーに向かえる。
贅沢を言えばこのトルクの出方に慣れるまではちょっとカクカクしてしまうほどなのだが、最近はどの自動車メーカーも燃費を重視して初期のトルクを抑えているから、逆にこのようなどっかんターボが新鮮に感じてとても楽しかった。
出されるのは十割蕎麦。大根おろしの汁が入ったつゆでいただく。ここはなんとあのグルメ漫画“美味しんぼ”にも出た名店だった。
自家製の刺身こんにゃくもつるつるした食感の中に粒を感じられる素朴な味わい。わらびのおひたしもたけのこの煮物も素朴なだけにとびきりの高級料理だと感じる。
蕎麦は十割だと思えないほどのなめらかさで、このためだけにもう一度ここまでドライブをしたくなるほどの素晴らしい清々しい味わいだった。
ロングドライブでありがたい、ボルボの魅力あれこれ
お昼を頂いた後には都内に向かってロングドライブを敢行したのだが、感激したのはシートの絶妙な固さだ。
私は座骨神経痛持ちで腰痛持ちなので、ちょっとでもシートが大きかったり体圧が一点に集中してしまうような柔らかいウレタンだったりすると一発で腰にきてしまう厄介な身体なのだが、その辺ボルボ V60のシートのホールド性はとても良かった。
また、片道100kmを越えるドライブでやはり有り難いのは、ボルボが誇る全車速追従型クルーズコントロールのアダプティブコントロールなのだが、疲労を感じ始めたときに特にその恩恵を思い知ることが出来る。前車に追従することはもちろん、白線を跨ぎそうになったときの警告も的確で信頼性の高い装備だと改めて感じた。
ちなみに道中、かなりの豪雨に遭遇したのだが、私たちの走行シーンではこの追従も先行車を見失うことなく、しっかりと最後までクルーズしてくれた。 一度この便利さを知ってしまったら、元には戻れないかなと思うほど高い使用感なのだった。
というわけでお届けした北関東〜東北グルメツアー、あまりに素晴らしかったので皆さんも是非試してほしい。
あ、素晴らしいのはグルメ(もそうだけど)「ボルボ V60」のことだからね(笑)!
[レポート:今井優杏/Photo:ボルボ・カーズ・ジャパン/オートックワン編集部]
◎ボルボ V60/S60/XC60 60シリーズ関連記事はコチラもチェック!
■ボルボ 2013年モデル オールラインナップ試乗レポート Vol.3 「ボルボ V60・S60」編/今井優杏[2012年11月23日]
■ボルボ 2013年モデル オールラインナップ試乗レポート Vol.1 「ボルボ XC60・XC90」編/今井優杏[2012年11月8日]
■ボルボ V60 T4 R-DESIGN「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」試乗レポート/渡辺陽一郎[2013年4月4日]
ボルボ V60 T4[2013年モデル] 主要諸元
全長x全幅x全高:4630x1845(キーレスドライブ装着車は1865mm)x1480mm/ホイールベース:2775mm/車両重量:1560kg(電動ガラス・サンルーフ装着車は+10kg増)/乗車定員:5名/エンジン総排気量:1595cc/エンジン種類:インタークーラー付ターボチャージャー DOHC 16V 直4 直噴エンジン/最高出力:180ps(132kW)/5700rpm/最大トルク:24.5kg-m(240N・m)/1600-5000rpm/トランスミッション:ギアトロニック6速湿式デュアルクラッチトランスミッション/燃料消費率:13.6km/L[JC08モード]/タイヤサイズ:215/55R16(※試乗撮影車はレザーパッケージ:215/50R17タイヤを装着)/車両本体価格:399.0万円[消費税込]
※試乗撮影車はオプションの「レザーパッケージ」(25.0万円)/「ナビゲーションパッケージ」(25.0万円)/「セーフティパッケージ」(20.0万円)/チルトアップ機構付電動ガラス・サンルーフ(17.2万円)を装着。
[価格は全て消費税込み]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。