美味を目指し、ボルボV60 T4[2013年モデル]でいざ会津へ!~ボルボ V60 ロングドライブ 試乗レポート~/今井優杏(3/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:ボルボ・カー・ジャパン/オートックワン編集部
猪苗代湖畔をV60で散策してみる
宿に入る前にちょっと寄り道をしてみた。
これからの夏のレジャーシーズンにぴったりのオートキャンプ場『猪苗代湖モビレージ』。海と見まがう雄大な猪苗代湖を目の前にキャンプが出来る絶好のロケーションだ。
ここで撮影を行ったのだが、V60はオーバーハングが比較的短く、車高が少し高いので狭いところでも駐車しやすく、とても見切りがいいと感じた。ただしハンドルの切れ角は少ないほうなので、狭い切り返しなどはちょっと苦労する。その分高速道路での直進安定性は抜群なので、比較的郊外に住んでいる人なら不便よりもハンドリングの良さに恩恵を感じることの方が多いと思う。
「八重の桜」特需に沸く会津地方の郷土料理を『籠太』で頂く
夕食は会津若松市内にある郷土料理の店『籠太』(かごた)へ。
この店名は江戸時代から昭和初期まで実在した街道茶屋の名だそうで、もともとは城下のはずれに実在していたという歴史あるもの。
このあたりは今、NHK大河ドラマ『八重の桜』の舞台だということで街を挙げての大フィーバー。AKB48風に言うと“八重推し”で盛り上がっている。
それにしてもこのあたりはなんともいえず郷愁そそる感じで美しくひなびていて、宿場町の名残と昭和の残り香がうまく折衷していて夕暮れどきが特に素晴らしかった。なんというか、沖縄の桜坂のような独特の色気のあるオレンジの明かりにきゅんときてしまう(わかりにくいたとえですみません)。
会津特有の味「こづゆ」に満たされる夜
会津居酒屋・郷土料理『籠太』は美しい日本家屋の門構えで、入り口には雰囲気抜群の行灯が浮かび、佇まいからして美味しいものを出す店のオーラを振りまいていて嬉しくなった。
ここでいただいたのはこの地方の名物であるかどにしん(にしんの炭火焼き)や蹴飛ばし(桜肉=馬肉)など。ほぼ一夜干しに近い状態のフレッシュなにしんは弾力の強い白身が噛むほどにぎゅっぎゅっとうまみを放出し、「わたしもうコレと白ご飯でいい……」的シアワセなのだ。
さらに特に感動的だったのは、今でも冠婚葬祭の際には欠かせないという“こづゆ”なる煮物だった。
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